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2番目に好きなことを仕事にしてもいい

どーも、4009_290です!
今回は普段の投稿とは別に
#この仕事を選んだわけ 」をテーマに書いていこうと思います。

もともと僕は料理が好きで調理師専門学校で学び、飲食業界に働いていて、そこから転職してデザイナーになりました。

1番目にこだわらなくていいと気づけた

小さいころから料理が好きで、将来はレストランで働くんだと夢見て、実際レストランに就職した僕が何故デザイナーになったのか。

『1番好きなことで働いて生きていく』
それはきっと多くの人が1度は考えたことがあると思います。

そしてきっと成功している人たちというのは、それを仕事にしても好きで、好きだからこそ努力ができて、結果成功しているんでしょう。

しかし、その反面、好きで仕事を初めたはずなのに成功できない人も沢山いるでしょう。
もちろん僕も。
この記事では2番目に好きなことを仕事にしていいんだよ
っていう考え方もあることを知ってもらうために書きます。

働き始めると、もちろん、好きなことだけをやれるわけではなく、好きなこと以外の仕事もやらなければなりません。

  • 思っていたのと違った

  • 好きなことなのに、働いていて楽しくない

  • うまくいかない

  • やったけれど周りからの良い反応がない

  • 上には上がいることを知って挫折

こういった声が上がってくるのも、好きなことだけを毎日やれるわけではないことに辟易したり、逆に毎日続けることで、慣れてしまって作業として続ける毎日に好きなことが好きじゃなくなったりするのかもしれませんね。

僕も実際、朝から終電ギリギリまで毎日、週1日の休みを勉強に当てたりして頑張っていたこともありましたが、徐々に疲労がたまり、腰をいためたり、辛く感じるようになっていながらも、「好きなことだから」「調理師学校いってまで入ったのに」と自分に言い聞かせてました。

でもある日、なんとなく本屋さんで見つけた小説の中で
「大事なのは、人生の中で何を大切にしたいか」
といった内容を読んだ時
自分がやりたかったのは
『好きなことを仕事にすること』
ではなくて
『好きなことをして楽しく生きること』
だと気づいたんです。

そこからは転職するために、働いていたレストランをやめて、必要な知識を学んだり、転職活動したりとあっというまでした。

2番目に好きなことを仕事に

まあ、料理もそうなんですが、基本的に何か作るのは性分にあってたし、好きだなって思っていたのと、
楽しく生きるって自分にとってどんな状態だろうなって考え
・何かつくる仕事(2番目に好きなこと)
・人に見てもらえる仕事
・立ち仕事以外(体力面での負担を減らしたかった)
などなどの理由でデザイナーの道を選びました。

そして、2番目に好きなことを仕事にして気づいたのは

1.思い入れが強くなりすぎないので、周りとの衝突が減る。

これは、1番好きなことだと、やはりある程度自負があったり、つまらないプライドがあったりして、些細なことで気になったり、自分の意見を通しすぎたりする場合があるんですが、2番目に好きなことだと、まわりにもっと好きな人がいるから、きっとそういった意見もあるんだろうなと。割とフラットな気持ちで聞けるようになるので人間関係がよくなったと感じます。

2.趣味として好きなことを楽しめる

これは1番好きなことを、ただただ楽しむためにやれるというだけなんですが、好きなことを好きなようにやれるというのはとても楽しいのでおすすめです。

3.道が広がったことによって不安が減った

レストラン時代は料理しか自分にないんだと思っていた時期もあり、失敗できないことなどにあせりや不安などを抱えたりもしていました。
しかし、一度転職したことによって、自分で狭くしていた道が実は、もっといろんな道(可能性)があるのだと気づけたので、失敗しようが構わずモノゴトを進められるようになり、結果、いまのデザイナーという職業ではチームのマネージャーという位置までくることができました。

培ってきた経験は無駄にならない

もちろん、僕は転職組なので、美大出身だったり、それこそデザイナーを目指して就職した人たちより遅いスタートです。
なので結構なりふり構わずやらないと追いつけないなという姿勢でやってたのが良かったように思います。
先輩だろうが後輩だろうが、自分に足りないことがあれば、すぐにマネして、なんでそうしているのかを考え、調べてもわからないことは、恥をかいてもいいから教えてもらってと、色々やってきました。

でもそんな中でも、レストランで働いてきたこと、経験したこと、学んだことは完全には無駄になってないと気づきます。
それは、接客の経験で得た人とのコミュニケーションのとりかたとか、いろんな人からのオーダーに答える効率的にタスクを組んでいくとか、料理を盛り付けるバランス感覚とかとか。

それらは確かに自分の中に経験として残っていて、今の仕事に生かされているなと感じます。

自分にとって何が大切かを選ぶこと

1番好きなことを仕事にして毎日過ごせるのであれば、それはそれできっと素敵なことなんでしょう。
でも、もし不安やあせりを感じる方がいれば、自分の生き方を狭めるのではなく、いろんな可能性を考えて、2番目に好きなことを仕事にするという選択をしても大丈夫です。

大事なのは自分にとって何が大切で、どう生きていきたいかを考え、別の道を選ぶこともできる。
という心構えをぜひ持ってみてください。

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