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理不尽な侵略からまもなく一年

このほどバイデン米大統領が電撃的にキーウを訪問した
さあG 7議長国の岸田総理はどうしたかな?行く行くとは検討されているものの秘密裏に出かけていくのは難しい.耳鼻科だっておちおち行ってられないし秘密保持の観点から数日も空白のスケジュールを公に知らしめることはできない

さて
不尽なロシアによるウクライナの領土侵攻から24日で丸一年
誰もがこの戦いは一年も続かないと当初は思っていただろう。ましてや西側の主力戦車がこぞって参戦するとは想像がつかなかったはずだ。
そもそも2022年2月24日というタイミングは雪解けで雪道がぬかるむ前のギリギリのタイミング.北京冬季五輪が終幕するのを待った上でだった。
ウクライナの地は再び雪解けの時期を迎えようとしている.氷が溶け地面が顔を出す頃には大挙してドイツ製主力戦車が繰り出してくる事だろう。

ソ連時代の流れを汲むTー72,90戦車とレオパルド2,および1のアップデート版が正面から対峙することになるのがこの春の欧州なのだ。ベルギー,オランダ、カナダからはアップデートされた1A5が百数十両も供与される。

微力ながら私もレオパルドで応戦の一助
というわけではなくたまたま見つけた外国産の1/72スケールのお手頃なレオパルドが1A5だった。

組み立て始めるとそのパーツの細かさ,緻密さに舌を巻くばかり.大きなスケールのタミヤ製品にも負けず劣らず,キャタピラーの曲線部など一コマづつ繋いでいく細かい作業を要する.拡大鏡と極細ピンセットのお世話になるのは必至。作り甲斐のあるキットで製作の技量が追いつかないのは私の側に非があるのだ。大きさの割に制作過程もしっかり楽しめる逸品である。


果たして春以降どんな戦車戦が繰り広げられるのか?もちろんレオパルド勢の圧勝を祈願しロシアタンクの屑鉄の山が築かれる事を強く願って止まないのである。

これだけの攻勢を受けて立つロシア側に勝算はあるだろうか?
陸軍力の増強といったって足りない戦車と兵員を何処から掻き集めてくるのだろうか?それとも敵陸軍力を無力化する効率的な手法が準備されてでもいるのだろうか?

このまま有効な対応が発表されなければ国内の士気や世論にも影響しかねないはずで、本格化する戦車戦を前にプーチン政権がどの様な発表をするのか?もう残された時間の猶予は無いはずだ。

思い出してみてほしい
侵攻開始の2週間前、主要国首脳らが敬遠した北京五輪の開会式にシュウ(Xi)主席の隣に座っていたプーチンの姿を。腹の中には既に侵攻開始をあたためていたはずだし、軍事力を集結させていることは中国の首領だって周知のはずだ。一体あの時点でどこまで密約が交わされていたのか?

今王毅(ワン: Wáng)政治局員はロシアを訪問中だ。プーチンはシュウの訪露を熱望している模様だ。後方での軍事援助を望むのか?それとも戦後の復興に助力を頼るのか?ここで中国の出方が気になるところ。

仮にここで中国が存在感を示せるとすれば中国主導での停戦交渉を仲介してはいかがだろう?ナ〜ニ!台湾侵攻に際して中国有利になるようなシナリオを想定してプーチンに渡せば良いのだ。ゼレンスキーが納得しなくても世界に中国の存在感を示せりゃ、それで良いのだ。それを見越したぷーちんのラブコールだろうか?

間違っても後方支援や武器供与にハイハイと頷くバカな首領ではない事を望みたい。

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