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高齢者に優しいのか?!燃料電池バス(水素)に求められるドライバーの資質とは?

高齢者でなくとも路線バスに燃料電池車両が近づいて来るとワクワクするものだ。今のうちは…

燃料電池車とは言ってもドライブシャフトを駆動するのは電気モーターで電力の供給元は車載の電池.すなわちBevの電気自動車と変わらないのだ。
変速ショックの無い滑らかな加速と静粛性が魅力かと思ったら足下を掬われるのだ!!

電気モーターの低回転からみなぎる大トルクはバスには似つかわしく無い加速度で乗客を揺さぶる。ここで運転手の資質が問われるのですよ!いいですか?無神経にアクセルを踏み込めばモーターはたちまち最大トルクを発揮❗️これが立っったままの乗客に激しく前後Gフォースを与える!

若者だってツンのめりそうになるくらい、レスポンスは良すぎるのだ。オマケに回生ブレーキでも同様のマイナス加速度が加わる。予備知識なしに燃料電池バスの乗客になるのであれば是非着席での乗車を勧めたい。

その点ディーゼルエンジンのバスは優しい🚌!オートマが増えたってセカンド発進のトルク感は知れたもの.フットブレーキのストッピングパワーだってEVの回生には遠く及ばない。だからこそ緩慢な加速度は高齢者にも優しいのだ。
アイドリングから間断なく続くバイブレーションは心地よい午後の午睡へといざなってくれる。
燃料電池じゃ、天井裏の水素タンクの存在が気になって気になっておちおち寝てなどいられぬ微妙な緊張感も伴ってくれる。

これから公共交通機関にも増える事必至の水素バスにはデリケートなドライビングスキルを併せ持つドライバーが必須なのだ。混み合う路線ならば高齢者は電動バスを敬遠した方が体のため。

せめてもの願いが叶うならば路線バスの減速比はもっとハイギアードでいいのじゃ無いか?・・・・・登坂力?そんなものゆっくり登りゃあいいじゃないか?ディーゼルと同様で上等!いずれ目的地に着くならば。


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