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【COMITIA143レポ】かるくら

こんにちわ、去年の春から、年に2度ペースでCOMITIAに参加しているものです。

菓子蔵(かしくら)かると申します。

趣味で漫画を描きながら、イラストのお仕事もしています。良ければTwitterより、日々の活動にも目を通してみてください✨

さて、自己紹介も程々に、COMITIA143参加のレポに、早速移っていきたいと思います(*´ ³ `)ノ

今回のレポートは、私個人用に作りました。
初参加の方に向けたものは、過去のnoteでまとめてあります。

合わせてお楽しみください。


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創作コミュニティ『フルーミ』のことが出てきます。
クリエイター、創作者の集まるコミュニティです。私が主催しております。詳しくはお声かけください。

》登場人物
菓子蔵かる…わたし。フルーミのオーナー。百合作品。サークル参加。
鮫島ギン…1週間前に20歳になりました。フルーミ運営。お酒とタバコいいですよね。サークル参加。
サイガ…去年出した同人誌は7冊!今年はちょっとセーブしようかな。ところで次のコミティアいつっすか?!フルーミメンバー。サークル参加。
簾野乃々(ののちゃん)…COMITIA初参加。関西から参戦。フルーミ運営。サークル参加
4村…菓子蔵の売り子として、関東コミティア初参加。フルーミメンバー。関西より来日。

》来てくれたフルーミの方方
しき、日傘つかさ、kemuri


準備期間

まずは準備期間、入稿より前のことからお話していきます。

スケジュール


COMITIA143の準備はだいたい5か月前、2022年の10月から始めました。

(アイデア帳にはすでに、人には見せれないような段階のプロットはあったので、実際にはそれより前に始まってた?)

1月頭に原稿の仕上げに入れるように、逆算して原稿を進めていきます。
この間に描いた息抜きイラストを表紙にしてます。

1日1ページ、休日は3.4ページ進めます。
3ヵ月で100ページ超えますから、できますが、結構限界原稿作成になるので、もうちょっと余裕があると幸せですね。

入稿

この作業は毎度、フルーミのCOMITIA参加メンバーで団体戦です。

今回もサイガちゃん、鮫島ギンさん、そして私。
そして初参加の簾野乃々ちゃんが加わり、さらなる盛り上がりでした。

データ作成、入稿時期のこと、紙の種類や、印刷会社の情報公開。
そして、献本が続々とそれぞれのところに届き、その度報告しあって、1人で感じる以上の感動を得られました。

鮫島さんの作ってくれた⊂(  ・ω・ )⊃原稿カレンダー↓↓↓

鮫島ギン作

ののちゃんは初めての原稿入稿、本当に頑張ったね!

宣伝

Twitterをメインに、noteやBOOTH、pixivをつかって宣伝をしました。

原稿できた、入稿した、トラブル起きた...そして紆余曲折して本が届いて、値段が決まったら、お品書き作って、サンプルも公開します。
できるだけ段階ごとにSNSで共有しました

とにかく、自分が1番喜ぶこと。
この本の価値は私がいちばんよく知ってんだ。

スペース準備

スペースのデザインを、3回練習しました。
なにか買い足してはスペースつくって…買い足して。

必ず必要なものは、前回のCOMITIAレポにまとめてあります。

「画材屋より八百屋」という言葉があります。COMITIAには。
セリアとダイソーは硬いですね!!
店の中でも意外と、水まわり品がスペース作成に役立つ印象です。

ちなみに今回私が発狂しながら、ツイートした品を載せておきますね。

売り子さんとも話を合わせました。
2度の通話で、当日の設営のシュミレーションバッチリです。

(当日、売り子の4村さんは、新刊表紙の刈り上げの女の子に雰囲気合わせてくれて最高でした!!髪巻いたり服を合わせてきてくれました!!)

売りこさんのために作成した資料。

前泊

今回は初の、前泊でした。
ビックサイトの見える部屋で、3人で泊まりました。
(他に2人同じホテルに泊まっていて、フルーミメンバー5人で大宴会かな。)

「人がゴミのよーだ」

集合・チェックイン

昼11:00に国際展示場駅待ち合わせ...のはずが私以外のメンバーみんな1時間前に着くという事態。

逆これ↓↓↓

菓子蔵「私だけ集合時間正しかったんですよ」

到着時間がこのとおりバラバラになったので、国際展示場駅のドトールで時間を潰しあう(*´□`*)

揃ったらそれぞれの化粧や服を褒めちぎり合う合いました。

売り子の4村さんとは事前に同じ服を買っていたので「若い子みたい💦」って笑い合いました。
鮫島さん、サイガちゃんも羨ましいって!一緒の服着たいね!

チェックインは15:00だったので、荷物をホテルに預けて、ココスでぺちゃくちゃ...ブイチューバー事務所にじさんじのイベント期間中だったらしく、発狂する菓子蔵。

ココス以外では国際展示場の近くは、マクドナルドか、いくつかのカフェしかなく、毎度思うのですが、盛り上げる気ある?

夕飯

関西から遠征の方は一人部屋、関東勢は3人で一人部屋になりました。

3人部屋は広いので他の部屋の子も来て、みんなで集まって過ごしたね。

音楽をかけて絵を描いて(私はiPadを持ってかなかったので、ノートにひたすらデッサンしてました)

iPad代わりに持っていったノート

普段一緒に作業通話してる時も楽しいのに...話してることも普段と変わらないのに...こんなに幸せなのはなんででしょうね。

鮫島さんから、お菓子箱のプレゼント!
(鮫島はメンバーの中でも群を抜いて荷物が多くて「楽しいことのため」妥協しないんだなって感心しました!)

菓子蔵の要望したメレンゲクッキー入ってる!!

鮫島さんから1人ずつ

鮫島「面白いとか楽しいのためなら何でもしますよ!」

しばらくして、サイガちゃんと鮫島さんが「居酒屋に行きたい」と調べてくれました。
(当初の予定では、明日のお財布のために、コンビニで買ったものやら酒を部屋で食べようってなってたんですが、2人の柔軟性には感謝してます)

ホテル内の居酒屋『がぜん』にて。

かんぱーい!

お酒が入り、語りも熱くなってきました。

自分の描きたいものや、方向性、したいことや、してること...暑く語りすぎて、何も覚えてませんが、楽しかったことだけ体がしっかり覚えています。

鮫島「4村さん泣いちゃうじゃん!」
菓子蔵「泣かせるんだよ!」
4村「うえーん(˘•̥ω•̥˘)」

就寝

代わる代わるお風呂に入って、日が変わってから解散。就寝。
(部屋移動で来てくれた子達も日が変わって就寝)

どうでもいい話かもしれませんが、ほぼほぼ寝れませんでした。何せ翌日ドッキリ控えてたので。

当日

2023年2月19日
6:00起床(別室で眠っていた4村さんの電話でみんな起床)
8:15巡回受付係の菓子蔵はチェックアウト
9:30みんなチェックアウト

失敗した話はやめよう...朝ドッキリは失敗しました✋

今回の工夫点(スペース)

視線誘導や、布と売り物の組み合わせや、色々と調べれば出てきますが、今回私が取り入れた工夫点をメモしておきます。

・前回と同じ絵柄のポスター(前回来たお客さんが必ず立寄ってくれる)
・POPは手書きより印刷(上手くないなら尚更)
・お品書きの書体は色んなの使う(これは発見です!)
・机下ポスターなしに(風すごいからPOP自体控えめに)

今回はPOPに目を止めてくれる方が多かったので、やはり手描きよりフォント使UNOは大事でしたね。

スペース

今回の工夫点(接待)

前回はそんなに意識しなかったのですが、今回はこの辺から意識してみました。
演技とか得意じゃないので、作り笑いとかは出来ませんが、言葉の端を変えるだけでだいぶ違ったのでびっくり!

・「ご自由にどうぞ」より「ぜひお手に取ってご覧下さい」
・視線を合わせるために席を立つ。その時、ゆっくり立つこと。
・目が合ったら会釈(ちょっとレベル高いけど、混雑が落ち着いた頃に効果はあった)
・お客さんと目を合わせて「楽しんでください(意味深)」

前回に比べて女性のお客さんが多かったです。
2:1くらいかな。
何を言うだの伝えるだの、ありますが、笑顔が1番の味付けですよね。

今回の工夫点(自分のため)

自分が運営しやすいように、工夫したこともあります。

・メモ帳よりカードに(場所を取らないし、後からまとめやすい)
・差し入れのチョコ袋に名刺も入れておく(いやらしくないです!これして貰えると嬉しいのでやりましょう!)
・机の下に2つファイルボックスを置く(私と売り子さんのロッカー替わり)

隣のサークルさんが本当にいい人でした。迷惑をかけることも、感じることもありませんでした!
Twitterも繋がることが出来たのですが、なにより、隣のサークルスペースで私の本を読んでくれてて嬉しすぎます...( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )

巡回受付

あさイチで支度をしたら、みんなより先に入場手続きをします。巡回受付のメリットは

ディアズマガジン献本が貰える
・4枚で1回のサークル参加できるチケットが得られる
飲み物貰える(水を持っていく必要が無くなるので意外とこれがまじで嬉しい)
・運営さんに顔を覚えてもらえる
・自分のスペースの近くの人に挨拶回りができる

初参加では難しいかもしれませんけど。
売りこさんにスペース設営を任せられる、経験者なら、是非オススメします。

出張漫画編集部

初めて、編集者さんに作品を見てもらいました。
エントリーシートを書いて、行きたい編集部の整理券を持ちました。

私が新刊を見せに行ったのは1社、MAGCOMIです。
ディアズマガジンで「自分の世界を表現したい!」「伝えたい!」という方を求めていたので、見せに行きました。

《エントリーシート》
・自分の長所を教えて欲しい
・漫画とイラスト、私が表現者として進む道を決めかねている、参考にお話を聞きたい

《感触》
・100ページの本のアドバイスをしてくれたあとに「200ページもあるんですが...(ページ数的に読ませる気はなかった)」と出した本を読んでくれるくらい、本当に本気で向き合ってくれた!!

《内容》
インパクトのある設定。だが漫画にした時に目を引かない。
1ページ目から思い切って本質を明かすのもあり。
・作った設定に自信を持って、思い切ったプロットを書いて!!
・髪型を大きくかき分けた方がいい、ベタ塗りとヌキくらい
構図を引いて、状況説明にも使えるように。部屋移動してるなら、それが分かるようになってるか?
百合ありきの百合ではなく、物語ありきの百合がかけている!!
・純文学的で面白い
・開拓が難しいのは分かってるとか思うが、この絵柄で貫いて欲しい
・絵が上手い
エログロナンセンス=インパクト(エログロナンセンスの使い方に遠慮があった)

彼らは私たちに伺うような意見を言わないので、本当の自分の実力が分かると思います。
とにかく、ストレートなファンレターも貰ったような気がしました。

撤収・帰宅

15:30撤収です。
各自で撤収しましたが、いつの間にかフルーミメンバーが私のスペースの周りにたむろしてて🧏🏻

愛おしいなって思いました。

撤収がもたつき、みんなを待たせてしまいましたが、一緒に帰りました。
新幹線で関西へ帰った子達も中にはいたので22:00からディスコで顔出し打ち上げ!

化粧も落として、みんなで寝る1歩手前まで語らいました!!

エピソード

①憧れのイラストレーターさん"鈴木康士”さんとの交流

…Twitterで今回のコミティアにいらっしゃると伺っておりましたので、手土産を持って伺わせていただきました!

が!私のサークルに来てくれるという、もう限界突破現実が…以前お会いした時に、興奮のあまり話しすぎたので、今回はちゃんと会話になるように努めました…

えへへ、これからも応援したおります!

②漫画家さん”ばったん”さんとお話ししました!

百合作品として憧れている作家さんです。

こちらも、話しかけるまでは無事だったのですが、会話となると血圧が上がって…作品のことに触れずにばったんさんのヴィジュアルを褒めまくっていました…

私の髪色を綺麗だって言ってくれました!

③海外のお客様

なんだろう、私の作品って、日本の感じしないからかな、海外のお客さんが立ち寄ってくれることが多いです。

カタコトで「センセイ、サイン…」と、買った本を返してきて「ハワワぁ!センキュー!センキュー!」って…

他にも海外のお客様が多かったです、初見のお客さんを狙って販売していますが、女性と海外のお客様を狙っていこうかな。今度からは英語のポップも作ろうかな。

④隣のスペースの方…

事前に隣のスペースの方はどんな方なのか、調べていきました。

その時点では繋がっていなく、当日ももしかしたら目も合わなかったりするかな…とちょっと謙虚な視線で挑んでいました。
でも意気揚々に話しかけてくれ…たというか、私より売り子さんとしっかりなかよしになってて「は?混ぜろ?」って感じでした!

私のお品書きをチェックしてくれていたそうで、嬉しそうに本を読んでいる姿がすごくすごく「幸せすぎる…」になりました!私も購入させていただきました、また同じイベントに参加できてら嬉しいです!

⑤とーがらしさんと会えました!

長く仲良くしていただいているイラストレーターさんなんですが、今回サプライズ(本人はそんなつもりない)できてくださって、初めてお顔を合わせることができました。

「健康になってまうー!」っつって、カロリーメイト、いただきました!

⑥灯さんがきてくれました!

もう10年らいの付き合いで、度々会いにきてくれるんですが、がらしさん同様、サプライズがお好きなようで…

本当に驚きましたよ!!素敵なてんとう虫のお菓子を差し入れ、ありがとうございました!!

⑦「これ商業じゃないんですか!?」

売り子さんが対応してくれたお客さんの中にそんな一言をくれた方がいたそうです。
まさにその時、出張漫画編集部で「商業向きではない」と言われて他ので、ちょっと笑えました。

⑧「可愛い!」

これ今回めっちゃたくさんの方が言ってくれました…
自分のメモ用ブログだから許して欲しいんですけど。めっちゃ、張り切って美容だの、サロンだのファッションだのしてたんで、可愛いんですよ。私が。

それを言葉にしてくれるみんなも可愛いから、まじで天国か終末宴ですね。

名前も知らん通行人に「可愛い!好きになっちゃう!」って言われた時は「なりませぬ(私が)!!」ってなりましたけども!

⑨「同じキャラクターで違う設定で書いているんですよ」

これほんっとうに何回も言ったセリフです。

「そういうの大好きなんですよ!」って食いついてくれる人がほとんどでしたが、さすがに「この子が私のイマジナリーフレンドで…」と言ったときは「はい?」みたいな顔されましたね…
今度は何を聞かれそうかも想定してPOP作ります。

まとめ(戦利品)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊

工夫したこと、上手くいったことばかり話しましたが、

戦利品

反省点も沢山浮かんできました!
もっと楽しむために、そこは改善して、次回のサークル参加は10月、関西を予定しております♡

では、またより創作ライフを!
ばいばーい!

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