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【COMITIA141レポ②】当日

初めに

昨日ぶりです!菓子蔵かるです。
最近「勝った!」と思ったことをジャブでかましていこうと思います。

私の友人にペンネーム"4村”さんという方がいるのですが、彼女にハンカチをプレゼントしようと購入した時です。

店員さんに「300円で文字刺繍を入れることができます」と、「ぜひお願いします(突然の興奮)」と私。
「4はアルファベットなのでこの書体で、村は明朝体になります。」
…嘘だろ!一文字ずつ書体が違うって!?
「ちなみに”菓子蔵かる”だと…?」「こちらになります(サンプル)」「勝ちじゃん!!!」ってな感じです。ね?こちとら全文字明朝体よ?

自己紹介もほどほどに、COMITIA141のレポに移らせていただきます。

おはようから会場まで

5:00起床、巡回受付係があるので7:00に家を出ました。

準備はお化粧だけ、身だしなみのために時間を使います。昨日準備したキャリーケースとバックには一切触れなくて出発です。

電車では荷物をしっかり持ちましょう!コミティアの朝の電車はトラブルが多い

ポイント:売り子さんと連絡をとっておこう。

会場であったKさんは、朝の電車で売り子さんから「大幅に遅刻する」という連絡があったそうです(明日は我が身)。

それから、昼ごはんを買うのもお忘れなく!

おすすめはシーチキンおにぎり。ゆっくり食べれないから、パクッと食べれるものがいいです。最高なのはカロリーメイトかな。
でも美味しくなくちゃね。私は毎回シーチキン。

さぁ、会場入りです。

COMITIA会場にて(始めるまで)

人の波に身を委ね、受付まで行きます。

検温をして、通行証とリストバンドを交換して、装着。一人ではつけずらいので、私は売り子さんの力を借りたことしかありません(ニヤリ)。

サークル参加入場口、一般参加入場口、その横に、巡回受付係入場口があります。私はそこから入場(今回は運営の方がもたついていて、先にスペースにいかせてくれましたが、基本的に巡回受付の朝礼の後に自分のスペースに通されます。)

トラブルがあっても、会場をうろうろしている運営さんに聞けば、内線を入れて、すぐに解決してくれます。会場に入ったらもうドキドキするのはやめて、楽しむことだけ考えましょう。

売り子さんは巡回受付ではないので、リストバンドと通行証を交換したら一旦バイバイです。サークル参加入場の時間に入場してもらいましょう。

巡回受付

「今回初めて巡回受付係するんだ」
「え?ボランティア?」
「そうなんだけど、4回巡回受付係すると、一回COMITIA参加無料になるから、それ目当て」
「へぇ、かるさんってシタタカ…」
「は?」

そうなんです、巡回受付係を4回するとCOMITIA一回参加無料なんです。

ここからは巡回受付のレポをさせていただきます。
COMITIA141の場合です、巡回受付のやり方はちょくちょく変わるそうなので、それも踏まえて読んでいただければなと思います。

30分早く入場

巡回受付は30分早く入場させてもらえます。

自分のサークルの設営のためです。
先に言っておくと、巡回受付の前に30分、後に20分の設営時間があります(朝礼や移動時間とかもあり、実際はもっと短いです)。
ちなみに、巡回中はゼッケンをしているので、運営の仲間。自分のスペースに戻るのは極力やめましょう。

運営のマイクを使っての朝礼が終わったら、巡回受付の用意一式を持って会場入り。サークル参加が入場しはじめたら、早速巡回受付していきます。

今日は楽しみましょう

基本的に自分のスペースの周辺50スペースくらいを巡回します。
なので、今日一日よく顔を合わせる方々と会話できるチャンス。ここぞと笑顔を振りまいていきます。

・見本誌を受け取る
・参加証明書(通行証の上にあるカード)を受け取る
・アンケートへの回答を促す

これだけです。簡単でしょう?
4人で一班なので、わからないことがあっても一人じゃありません。

最後に「今日は楽しみましょう」「今日1日よろしくお願いします」というと「はい!」「よろしくお願いします!」と、みんな笑顔を返してくれます。
嬉しい。

エピソード①

親子らしきサークル参加者。
娘さん一人でいたので、巡回受付として話しかけました。
すると、遠くからお母さんが猛ダッシュで近づいてきて娘さんを心配そうに見ています。
二人ともちょっと緊張しているのかな。
「今日は楽しみましょう!」って言ったらお母さんがすごく嬉しそうにしてらっしゃいました。
素敵なスタートが切れました!

売り子さんに感謝

私が巡回受付している間、売り子さんは、荷物を見張ってくれていました。
それから、フリーペーパーの準備、新刊の帯巻きも。

会場15分前に息を切らして帰ってきた私に「言われたことやっといたよ」ってメシア(救世主)かよ…

彼女がいなかったら、設営終わっていませんでした。
何かあった時に売り子さんは第三者的に落ち着いて言葉をくれます

あと、セロハンテープがあればマステはいらないかと思っていたのですが、布にセロハンがつかないんですね。
売り子さんが念のためと持ってきていたマステに助けられました。
ナマステ〜。

COMITIA会場にて(客入り)

さて、放送と拍手と共にお客さんが入ってきます。まず向かうは、サーチしていたスペースです。一直線。

一応Twitterで宣伝もしていましたが、元々そんなにあてにしていませんでしたので(フォロワー600人)、狙うは初見で目を止めてくれる方です。

開場からのスケジュール

11:00  開場
11:30-12:30  売り子さんに任せて買い出し
12:30-15:00  スペースで交流

これがベストですね。
初見さん狙いだった私は、後半にスペースにいるようにしました。
昼ごはんも前半で済ませます(叶うなら会場前に済ませたかった)

エピソード②

自分の本の売れ行きが気になりますが、ここで一生懸命買い出ししておきましょう。
売れなかったとき、家に帰って慰めてくれるのは、戦利品です(オタクの鏡)。

戦利品

初めに行ったのは、百合スペース。
右を見ても左を見ても、百合、百合、百合ぃ…これが桃源郷?

お目当てのサークルさんこんにちわ!
新刊ください!←このワードを何度言ったか…

Twitterのアカウント画面を見せて「フォロワーなんです、購入いいですか?」と伺うと「あ!かるさん!初めまして!」と…はわぁ。フォロワ1万人なのに私にこんな笑顔を…こんな感じの可愛らしいお嬢さんだったのですね…

後で、私のブースにも来てくださいました…(百合界隈に幸あれ…)

エピソード③

このエピソードにタイトルをつけるなら「ダイナミックビラ配り」ですね。
いやぁ、コミティアってサークル参加するだけで6000円かかるんですよ。

そのスペースの彼は、私と目があうやいなや、スペースから身を乗り出して力説「このガンプラ…」「しますか?」「興味ありますか?」確かに絵がうまくて、余白がないくらいのスケッチの量…「すごい」私がポソっと呟くと、彼の目が光りました「これ全部無料配布です!!

さっきも言いましたが、コミティアは参加するだけで6000円かかるんです。スペースの布やポスター、交通費も馬鹿になりませんし、何より印刷にお金がかかるはずです。それで全部無料配布って…

これぞ、オタク。私は彼に金額以上の、作品とは違ういろんなものをもらいました。ありがとう。ガンプラオタク。

エピソード④

これは午後、スペースにて販売をしている時です…

Twitterでいろんなシリーズ描かれていますよね?

そう声をかけられました。びっくりして「え、フォロワーさんですか?」と立ち上がると「いえ、Twitterはしていないんですけど、前回のコミティアで、気になって、調べたんです、本読みました、感動して…」ということらしい。

丁寧な落ち着きのあるおじさまでした。

う、嬉しい!大きいポスターにしてよかった!
もちろん新刊購入。再会のお話でした。また描くね!おじさま!

エピソード⑤

外国人のお客さんが本当に多かったです

前回もちらほらいましたが、今回は本当に多かったです。
カップルや友達など、私は結構洋画をイメージした画風にしていますので親指を立てて「Good!!」「nice!!」連発。

一言「センキュー!」「ユーグットジャパニーズ」っていうだけでなんか仲良くなれます!

あと名刺をあげると喜ぶんですよ、…漫画は読めないけど、多分日本語の名詞がいいお土産になるんだと思います。

こういう時も、和名はいいなって思うんですよね。

かわいかったです。画集に興味を持っていました。

エピソード⑥

百合以外に何を描かれるんですか?」と聞かれたのも面白かったエピソードです。

確かに私は百合以外に悪魔系の創作もしています。そのことを伝えると。

「BLは?」と聞かれました「それはしませんけど…どうかしましたか?」
いや、他のジャンルも見てみたいなって思って

イェア…そんなこと言われると思っていなかったから嬉しいです。

最終的には「これからも百合をたくさん描いていきます!」「百合いいですよね!」って意気投合しました。

エピソード⑦

終了間近に再度来店されたお兄さんもいます

「さっき新刊を買ったのですが、クリアファイルも欲しくなって、まだ残っていますか?」

え?君、それ考えてCOMITIA回ってたの?(自惚れすぎ)
お兄さんの愛に応えるべく、梱包にいそしみました。

COMITIA会場にて(終わるまで)

さて、会場も人がまばらになってきましたね。
14時には新刊が完売していました。
もうちょっと刷ってくれば良かったな、次回の参考にします。

では最後までお付き合い願います。

エピソード⑧

今回のコミティアで一番嬉しかったお話をさせていただきます。

終了30分くらい前から、隣のサークルのHさんとお話ししたことです。
私が百合で出してるんですから、もちろんHさんも百合ジャンル。

しかも追加で言うと、百合の中でも暗くて重い、私の大好きな百合です。
事前にフォローさせていただいていて、フォローももらっていたので相互でしたが、どう声をかけたらいいかわからず…

彼女が色紙を描き始めたのをきっかけにお話ししました。
百合アンソロジーしたいですね」って話まで行きまして、すごくすごく楽しい時間でした。

あんまりかくと、万が一Hさんがこのブログを見ていた時恥ずかしいのでこのくらいで…

打ち上げ

私の主催する創作者コミュニティ『メゾンドフルーミ』のメンバーで打ち上げをしました。

前回もこちらのコミュニティで打ち上げしましたが。
コミティアの打ち上げは大変ですよね、なぜか東京ビックサイトの周辺って食べののやさんないんですよね。

30分ほど待って、国際展示場近くのCOCOSに入店しました。
またなかったほうですよ、これでもね。

売るには?

今回私はありがたくも新刊を完売させていただきました。
その上で、役立ったこと3つを紹介させていただきます。

・ポスター
・ポップ
・高さ

ポスター

B1サイズで作ることをおすすめします。
これより小さいと目に止まらないし、これより大きいと、隠れてしまいます。

今回会場内を歩いてわかったのですが、人混みの中で目を引くのは、派手で小さいポスターより、シンプルで大きいポスターでした

ポップ

これは私も苦手なのですが、どれだけ魅力的な言葉を読ませるかです。

「社会人×学生」「人外×赤髪の少女」「海賊王×海軍下っ端」これだけでも十分なポップだと思います。

ポイント:作品を作るときにポップを意識して描くこと

高さ

サークルの机は45×90センチ。会場からしたら米粒程度、その中で目を止めてもらうには、高さで立体感を作ることです。

また、人の目は左から右に動くので、左側に目に留まるものを置くのもいいでしょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

挿絵もないつまらない文だったかもしれませんが、これからCOMITIAに参加したい方に届けば幸いです。

最後に、今回COMITIAで私をサポートしてくれた、売り子さん、不安だった巡回協力で助けてくれた先輩、Kさん、隣サークルのHさん。
数日前から盛り上げてくれたフルーミのみんな、本の完成を支えてくれたお母さん。
そして、スペースに来てくれた、全ての方に、ありがとう。

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