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【雑感】わたしの前には広がる世界と出口のない部屋、等

たまには普段と異なる文体でものを書いてみる。何か歌詞のような上の句のようなタイトルですね。言葉の変遷や、ふと考えたことを今回は主に書く。

どうでもいいけど「ですね」をフリックミスすると「でふね」になる。「ください」のタイプミス「くだしあ」と似ているようで違う、でも何となくどちらも柔らかさがあり、でふねは出船が想起されて嫌いではない。

日頃、大体12時前には寝るんだけど3時〜4時間で一度目が覚めて、そうすると更新されている記事があったり投稿が増えたりしててそれを読んでからまた寝る生活サイクルである。睡眠を何度かに分けるパターン、すわナポレオンか。一度起きた状態で思いついたものを忘れないために書きつけてまた寝る。最終的にいつも通りその日の夜になって書き上げて更新する。

寝るときは基本ミュートか機内モードにしていたが、無音やオフラインでは有事の際に困るし、ミュートにしなくても起きないことが増えてきた。深く眠れてる証拠か。レム睡眠のタイミングで起きてスマホを見てまた寝る。意外と眠れる。

言葉の変遷

薬物を使用した際に「トリップ」と言い始めた人は語感が豊かだったのだろう。天国か地獄か、幻想的な世界に「旅行」したことから広まったのか、爆音で音楽を浴びたり踊り続けるのは「ハイになる」だからトリップとは少し違う。

こういった既存の言葉にこれまで使用されていなかった使い方が生まれることは、新語が作られて流行することとは別の感性があるように思えて興味深い。英語だけでなく日本語にもあるはずの、普段は意識していないスラング。そこには生身の質感とでもいうようなリアルさがある。

慣用句や言い換えもそう。「酒の一滴は血の一滴」これは酒ではなく文章の1文字や楽譜の1音でも使われることがある。眠剤を「寝つきがよくなるお薬」、喫煙を「緩慢な自殺」とか。陰の面が多いな。

何だったか、陽の例では、どら焼きか何かの美味しいものを食べて「これはE缶・またはマキシマムトマト」(いわゆる体力全回復アイテム)これぐらいしか浮かなばない。相変わらず漫画ゲーム脳、もっと他にもあった気がする。

こういう良い馬鹿話や表現は酒の席で生まれることが多いので、また飲みに行きたい。中島らも:今夜、すべてのバーでのラスト、床に倒れていきながら乾杯する。そんな飲み方をする人と飲むのは楽しい。

1人旅が好きな人について

旅が好きな人、特に1人旅。それができるのは自我が確立していて、自分の能力や魅力に気づいて磨きをかけており、その場限りの触れ合いを楽しめる自信と能力がある人。わたしにはできない。複数人やいっそ2人旅でも相手によってはできる気になるが、1人旅、それはわたしにはまだできない。

一度12歳のころ、北海道日高の占冠まで1人で向かったことはあるが、それは現地に迎えてくれる人がいたからだった。まったくのあてもなく近所でもない遠い地を旅するなんて、わたしには想像がつかない。ただ、出張に行って遠い地・異国でひとりだけの時間を過ごした日々は嫌いではなかった。出張という目的が別に存在していて、自由な時間も限定的であったから1人旅の入門編ともいえる。そこには自由と焦燥と、リラックスと緊張が相まった時間が流れていたように思う。

だから横尾忠則展に1人でも行ってみようとしたのかもしれない。いつだって今を助けてくれるのは、過去のわたしと未来のだれか。そして今ここで何をするかという一瞬の決断の連続だ。

今日が最後という生き方

今日が最後と思って生きてみろ、という姿勢がある。少し実践してみるとあの本を読まねば、あの映画を見なきゃ、あの絵画や漫画はどうする、誰に会おうか、何かと考えているうちに欲や散財が先に立つ。自分の愚と賢を見つめるきっかけにはなった。

また、以前からわたしに存在した、友人知人、ネット内外を問わずこの人が好きだとおすすめしているなら読んでみよう・観てみようという傾向がより強まった。心理的なハードルが下がって、今このときに摂取しようという「今、ここ」という概念が磨かれた気がしている。重要なものを掴もうとする握力が鍛えられたというか。もちろん滅多矢鱈に誰も彼もを大切にはできないので時間や金額的な散財の程度は知れている。わたしはそこまでアバズレていない。

最近読んだ倫理の漫画にはスクラップ&ビルド法を基にしたカウンセリングのエピソードがあって、過去の体験や昔どう思ったかはどうでも良いし興味がないから「とにかく今、何を考えているか」からはじめて固定観念を解体し、そこから新たな考え方を見つける、築くという。

とてつもない破壊を伴うが何らかの結果を得られる実感はありそうだ。わたしひとりではできないけれど。もしも信頼できる倫理の先生やカウンセラーと出会っていれば試すこともできた可能性のひとつである。


ここで一度、眠る。


バーフバリ観た

いやー普段の文体と変えるって難しい。

連休の谷間で疲れている?そんなものはバーフバリで吹っ飛ばせ!ということで「バーフバリ 伝説誕生」を観た。感想は王の凱旋を観てから書くか、今日はもう遅いので明日の投稿で一旦書こう。とにかく世の中が色々あってもバーフバリで大抵のことは解決するのを再認識した。

「え、なんだこのアクション!?」「アヴァンティカきれい過ぎない!?」「武器のアクションが格好良すぎるしギミック強すぎる」「普段着から一瞬で鎧姿に変わるとはやはりシヴドゥはニンジャ」などなど、挙げればキリがない。

ほんと映画館は毎月1回ペースでバーフバリ2作品を上映してほしいぐらい。そうすれば世界はもっと大らかになり希望が生まれる。バーフバリ!ジャイホー!

最後に逆噴射先生のコラムを貼って終わる。明日は王の凱旋を観るぞ!


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