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明けない夜はない?

繊細なのにやんちゃなところが好きと言われた。そう。私って本当にそう。自分のそういうところが好きで、そういうところが大嫌い。つまりいい加減なのである。誠実でない。私はいつまでも自分本位で今のことばかりで、自分を責めるくせに直そうとはせず、直らないと嘆くばかりで実際は開き直っている大馬鹿者である。

ずっと「死にたい」と、死ねないくせに言っている。今この瞬間、もし誰かが襲いかかってきたら「死にたくない」と叫ぶと思う。実際に死が目の前に迫ってきて現実味を帯びたとしたら、怖くて逃げ出すに決まっている。「死ぬこと」に追われたとき「こんなの嫌だ辛い死にたい」なんて、馬鹿なことを言う想像がついてしまうくらい、私は自分が情けなくて仕方ない。そんなことを書いている今も、自己嫌悪で死にそうだなんて思っている。死なない、どうせ死ねない。結局自分がこうだから、こんな人生なのだ。人のせいにしすぎだ。私の人生なのだから、すべて自己責任。私が悪い。

ずっと、どうでもいいとどうでもよくないを繰り返している。本当はどうでもよくなんてないはずなのに、どうでもいいと思いたいだけだとわかっているのに。


忘れたくない本や映画の詳細はどうしても忘れてしまうのに、忘れたいことや余計なことばかりずっと覚えている。忘れられない。忘れられないことが私の人生にとって重要なことなのだろうか。そんなわけあるか。そんなことあってたまるか。もう思い出して泣いたりしたくないのだ。

何かがあったとき、どうしても理由を知りたくなってしまうけれど、同時にすべてのことに理由がないといけないんだろうかとも思う。理由がないと、納得ができない。納得したい。けれど自分の行動や言動にすべて意味があるのかと聞かれると、そんなことはないと思う。自分はできないのに人にばかり押し付けて、矛盾だらけで、結局すべて自業自得なのだ。だからこそ、こんな矛盾だらけの人生を生きる羽目になる。みんなそう?みんなそうか。矛盾と戦っている間に人生は終わるのか。

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