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パフォーマンス一本で生きていきたい人は自己承認欲求を抑えることを意識しよう

自己承認欲求とは

「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求である。wikipedia

パフォーマーは自己承認欲求こそ最大の敵だと思った方が良いかもしれないです。

自己承認欲求が強いとどうなるのか

一過性の満足感や達成感に支配され、自分のパフォーマンスの価値を高めることができなくなります。下記のようなオファーなど注意です。

「超有名な某番組に出演できるよ。ただ、ギャラはでないけど」

「あのアーティストのMVに出れるよー。無償だけど凄い良い経験ができるよ」

「有名な〇〇さんが出席するパーティで踊ってよ~、紹介するから次につながるよ」

不確実性の高い報酬を引っ提げて綺麗ごとを並べているような案件を引き受けるのは絶対やめた方が良いです。ほぼ時間を無駄にして終わります。  ※自分や知り合いのダンサーの経験則を元にしていますので悪しからず

上記みたいな案件は双方にとってこういうデメリットがあります

ホスト側:『プレイヤーに対する扱いが雑』、『プレイヤーを安く稼働させているため意見を言うのを躊躇う』、『プレイヤーへの期待値が低いのでそもそも気にかけない』

プレイヤー側:『ギャラが貰えないので稼働している時間(準備期間中含む)とは別に他の仕事をしないといけない』、『ゆえに万全にパフォーマンスへの準備に取り組めない』、『承認欲求が満たされ自己満足で終わる可能性がる』、『質の高いフィードバックが貰えないため成長に繋がらない』、『自分の経済的価値を下げる』

報酬条件がしっかりしていると、ホストとプレイヤーにプロ意識が芽生えます。プレイヤーはギャラ分の期待値を超えるよう努力しますし、ホストもプレイヤーのパフォーマンスをしっかり評価します。(支払ったギャラ分の期待値を下回ったら次は呼ばれないです)

まとめ

「承認欲求に流されず、その案件に引き受けるに値する『報酬』があるのか」をしっかり考える。←これを意識するだけでも自分の経済的価値を高められると思います。



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