キャンプ初心者向けランタンの選び方

松田大亮　傾聴と寄り添いであなたの心の健康をサポートします。心理カウンセラーin徳島

2020年11月3日 07:40

キャンプの醍醐味は、なんといってもランタンです。

テントやタープももちろん大事ですが、ランタンの重要性をスルーしてしまうと、せっかくの素敵な時間が台無しになるんです。

なぜなら、ランタンはキャンプの“味わい”を演出するアイテムだからです。

でも、初心者にとって、どうやって選んだらいいかって、結構チョイス方法のハードルが高いですよね。

でも簡単なんです。

1択なんです。

コストと性能で判断して、これしかないんです。

と、その前にそもそもの基礎知識を少しお伝えしておくと、ランタンにはざっくり分けると4種類ぐらいに分かれます。

伝統ある最もメジャーなランタンは、ガソリン式ランタン

その名の通り、ガソリンを燃料にするランタンで、見た目もレトロでオシャレだし、明るさもピカ一。雰囲気を出す独特の優しい光が持ち味です。

ポンピングといって、燃料タンクに空気の圧力をかける作業をしなければならないため、めんどくさいのですが、それが楽しいというのが通のキャンパーです。

それからガス式ランタン

燃料は、カートリッジ式のガス。
ガソリン式のようにポンピングの必要がないので、点火が簡単です。
ガスにもLPガスやカセットガスなどいろいろ。
サイズも用途に合わせていろいろで、サイトを照らすにもテーブルだけを照らすのにも選択肢は多いです。

あとは、灯油式ランタン

ほのかな明かりと揺らめく炎が心地よく、キャンプの夜の雰囲気を作ります。
少し光量が少ないですが、燃費はいいです。

そして、LEDランタン

これは、火を使わないので安全。
テント内では、燃料式ランタンの使用は、御法度なんで、テントでの明かりは、これ1拓です。
ただ、サイトを照らすには、明るさが足りないし、無機質な明かりなので、雰囲気はイマイチ。

で、メインランタンとして僕がおススメなのは、これしかないんです。

SOTO フォールディングランタン

その理由は3つあります。

1つ目は、なんとカセットガス式なので、ランニングコストめちゃくちゃ安いんです。

はっきり言って、ランタンの燃料ってコストがかかります。

ガソリンだと1晩で500円程度、LPガスだと700円程度…

カセットガスだと100均で買えますもんね。で、一晩で使い切りません。

もっと言えば、料理もカセットコンロやカセットガス式のバーナーにしちゃえばもっと効率がいいですよね。

2つ目は、明るさもサイト全体を照らすには十分です。

そして、光の色もいい。オレンジ発光であたたかい落ち着きのある雰囲気を作ってくれます。

ランタンから発するシューッというほのかな音も風流です。

さらに、点火も簡単！

3つ目は、「リフレクター」の装着で虫がいる森側の光をカットし、照らしたい方向だけをさらに明るく照らすことが可能で、虫が寄りにくくなります。

なので、20年近くいろいろ試しましたが、僕の中ではこれしかないという結論です。

テントやタープももちろん大事ですが、ランタンの重要性をスルーしてしまうと、せっかくの素敵な時間が台無しになるんです。なぜなら、ランタンはキャンプの“味わい”を演出するアイテムだからです。