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卒業後のランドセルの行方について考える

子どもが小学校を卒業して約1週間。毎日の相棒だった黒のランドセルもその役目を無事に終えました。さて、ランドセルのその後の行方について私が考えたことをまとめたいと思います。

1.捨てる

残念ではありますが、使わなくなった以上最もシンプルな処分方法が捨てるということになります。多くの自治体では「燃やすごみ」として捨てていいようです。ただし、世田谷区や大阪市では、「一辺が30㎝以上のものは粗大ごみ扱い」とのことなので、大抵は「粗大ごみ」扱いになるかと……。お住まいの地域によって異なるので、確認してから捨ててくださいね。

2.リメイクする

次に考えたのがリメイクです。いくつか気になるランドセルリメイクをピックアップします。

■土屋鞄のランドセルリメイク

言わずと知れた、ランドセルの老舗ブランドですね。ちょっと前まで、ランドセルは夏休みのお盆に祖父母に買ってもらうが定番だった時もあるかと思いますが、それが6月ごろに早まったかと思っていたのも束の間、今では1年前が当たり前のようです。

リメイクの方ですが、さすが土屋鞄。定番のミニチュアランドセルだけでなく、大人になっても使えそうなペンケースやパスケースにまでリメイク可能。しかも、おしゃれなタペストリーまであるのが素敵!ただし、土屋鞄で購入したランドセルのみの受け付けです。

今年の第一期の受け付けは3/22〜だったようで、すでに完売のものばかり。第二期は7/4〜のようなので、興味のある方は要チェックです!


■TUDAのランドセルリメイク

土屋鞄のランドセルじゃないと素敵なリメイクはないのか?
ということで見つけたのがこちら。大阪のレザーバッグブランドTUDAです。こちらは二児の父親でもある津田さんという方がやられているそう。とにかくリメイクされた製品が、革の良さが引き出されたものばかりなんです!

手帳とお財布とペンケースとか、ちょっとしたご婦人が持っていてもおかしくないレベル。しかも、パターンが決まった10アイテム(L字ファスナーミニ財布、ペンケース、システム手帳ミニ6サイズ、キーリング、名刺ケース、パスケース、フォトフレーム、栞、ミニランドセル、トレイ)の中から、4〜5点作れるそうです。


料金は38,500円。高いと思いました? 私も最初そう思いましたよ。
でもよく考えたら、革製品4〜5点で38,500円ってむしろ安くない? いや、やすいでしょ、リメイクってすごくない!?って思えるようになりました。

お客様の声を見ても、親子でリメイクアイテムの取り合いになっていたり、ランドセルを買ってもらったおばあちゃんに革小物のお返しをしたりなど、ランドセルリメイクの新たな世界を見た気すらします。そして、何よりも解体や制作過程の写真がLINEで送られてくるそうです。

こちらもすでに予約がいっぱいで、次回は4/2からの受け付けになるそうです。

■ DajeyLeatherProducts/minne

こちらはminneで発見したランドセルリメイクをしてくれるショップです。もう少しお手頃価格でリメイクしたいなという人向け。9,800円で写真立てとキーホルダー3点ができます。

この写真立てがいかにもランドセルっぽくてめっちゃかわいい。キーホルダーは、色によってはパパでも使えそうなシンプルなデザインがいいですね。

もし、写真立てのみが希望ならこちらもありました。

■VATARU'S GALLERY/minne

もう1つminneで見つけたのが、コインケースに5個を作ってくれるショップです。このコインケースが極小ながら優秀で、500円玉が5枚、100円玉なら6枚収納できるんだそう。大人が犬の散歩やジョギングのときにも便利!


やっぱり革っていいよなぁ。傷が付いたり色が多少変色しても、それも味になるんだもんなぁ。なんて想いに耽っていました。で、ここまで調べてよくよく考えたのです。あれ?うちの子のランドセルって本革だったっけ?と。あのめんどくさがりやな息子に私が本革のランドセルとかって買ったりする???

・・・・・クラリーノじゃーん!

ということで、本革じゃないならリメイクしなくてもいいかなーと思い始めました。じゃあ、捨てるの?

3.寄付する

そこで候補に上がったのが寄付です。さてさて、6年間使用したランドセルってどこに寄付できるんでしょうか?

■ジョイセフ
最初に見つけたのがこちら。
2004年から続くジョイセフの「思い出のランドセルギフト」は、日本の子どもたちが使い終えたランドセルをアフガニスタンの子どもたちに贈るプロジェクト。女の子の2人に1人が学校に通えず読み書きのできない女性が多くいる状況の中で、このランドセルをきっかけに、たくさんの女の子が学校へ通い、学べるようになりました。情勢不安が心配される今だからこそ、アフガニスタンの女の子に想いを届けよう!

ランドセル1個につき1800円の寄付が必要です。倉庫までの発送料も負担します。宗教上の理由で、豚革製のランドセルは現地に届けることができないなど注意点もあるので、送る際にはよく読んで確認してからにしましょう。

ちなみに、イオンでもこのプロジェクトを実施しているようです。4/1〜4/30まで、全国のイオン、イオンスタイル、キッズリパブリックに持っていくと、送料はなしで寄付金の1800円のみでOKだそう。実施店舗などの書斎は下記URLを確認してください。

https://www.aeonretail.jp/campaign/omoide_ransel/

■NPO法人 JIYU

こちらは、段ボール1箱につき1000円以上の寄付が必要とのこと。詳しくはHPで確認をしてくださいね。

■セカンドライフ

こちらは120cmサイズの箱に入れて 2,100円のようです。なるべく中身が動かないように物を詰めるなど、注意事項はご確認ください。ランドセル以外の不用品も寄付したい人にはおすすめ。

https://www.ehaiki.jp/second/randoseru/kanagawa/randoseru_14.html


結局、私はジョイセフに寄付することにしました。理由はHPが見やすかったことと、イオンに持って行けるのであれば、子どもと一緒に寄付の体験ができるのではないかと思ったから。他の団体だと、私がダンボールで送って、お金も振り込んでおしまいって感じなのかなと思って。

そんなわけで、長々と書きましたが、息子のランドセルの行方はアフガニスタンになりました。4月になったら子どもと一緒に近所のイオンに持って行きます!

では、また。

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