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好きにやりたいなら経営者になれは間違っているー後編ー



前編はこちらになります。

これでもかというくらい経営者は大変だぞということを殴り書きしたのですが、
後半はじゃあ会社が安定したら、
経営者は好き勝手できるのかというところを突き詰めていきたいと思います。

経営者は好きなことをできない


最初の経営者も会社の歯車にすぎないというところに戻るのですが、
経営者が止まったら組織は動かなくなります。

人の集団というのはリーダーがいないと機能しなくなるのですが、
その理由としては判断する人がいなくなり、
判断する人が誰なのかあいまいだと、次の行動に移せなくなります。

そしてどこまでいっても人というのは気持ちの生き物。

例えばあなたの上司が、
自分の仕事をサボって自分に押し付けてきて、
隣で漫画なんて読んでいたらどうでしょう。
しかもそれが良しとされる社風だったら。

自分は時間を守らないのに人には強要してくる。

高級車を乗り回して、自分には何も還元しない。

それなら私も働かないでお金だけもらおうと思うはずです。

でもあなたは働かないと怒られ、減給される。

なんで上司だけ許されるの?
となりますよね。

それが経営者だと許されるのか。
いや別に誰も直接は文句を言わないでしょう。

しかし、裏では文句を言われ、
そんなやつに指示されたところで、
やる気の出る従業員がいるでしょうか。

会社の業務の効率は落ちていき、
あいつにはついていけないと他の転職先を探され、
結果困るのは経営者自身です。

事実としては自分が生きていくためにお金を稼いでいるわけだから、
他人がどうしようと目の前の仕事をやっていればお金が貰えるのだから気にせず働けば良いのですが、
そんな社長の元で働いている人で気にせずやる気MAXなんて人は見たことありません。

大体は不平不満がでたりするものです。

ではなぜ自由になりたいなら経営者になれと言う人たちがいるのか。

それは自分の思い描いたことをカタチにできる権限を持つことができるからです。

従業員というのは、誰かが作りたいものをサポートしていく側、
言い方を変えれば選ぶ側です。
選んだ先に時には自分の思想を殺さないといけない時もあるでしょう。

しかし経営者は選ばれる側。
経営者だからといってなんでも好きなことできるわけではないけど、
自分の思想のために突き進むこともできます。
それを広げることもできます。
仲間を募ることもできます。

その自由を得るために、たくさんの自由を犠牲にした者たちです。

常に倒産や裏切りがすぐそこにあります。
すぐ隣は崖、その崖から飛び立ってみたい。
飛べるかわからない、周りにやめろと言われても、
それでも自分は行くんだと飛び出す。

それで飛べた人たちが成功者と言われている。


ー ー ー ー ー ー ー ー
あなたならできる。あなたならやり切れる。


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