先日千葉に魚を食いに行った時に泊まった宿がここです。内房線岩井駅から歩いて約10分位の場所にありますが、ここら一帯は学生達の合宿地として古くから栄えており、民宿の名前も「又左エ門」「長四郎」「治郎吉」「庄右エ門」「忠兵衛」「武エ門」などなど、私が小学生の時に近所にいたお爺ちゃん達の名前もしくは、バガボンドに登場するお侍さん達のような名前の宿が多いです(#^.^#)

そんな訳で夕食はこんな感じでしたが、後からカレイの煮付けとか数品目出て来ました(^o^)

刺身に関しては盛り合わせで提供され、姿造りでイセエビ、イサキ、カマス、そして下にはアジとセグロイワシが入ってました(^o^)

この日の宿泊予約はじゃらんを使いまして、夕食にイセエビ付のプランにしました。

醤油を絡ませ先ずはイセエビから。歯応えと甘味があり非常に旨い(#^.^#)。

続いてイサキです。小ぶりだけど旨いです。この右側にあるのがアジとセグロイワシです(^o^)

どの刺身も超新鮮で旨かったんですけど、私的に今回この刺身盛りの中で光っていたと思うのはカマスでした(#^.^#)

↑これはカマスの皮を引いた刺身

↑こっちは湯引きにしたヤツ。

カマスは小さくて1匹で4切れでしたが、こんな小さい魚体にも関わらず、半身を違う形で出してくれて1匹で2度美味しい思いをさせてくれてとても良かったです(#^.^#)

ところでここ岩井海岸はシーズンになると地曳き網も行われます。昔勤めていた会社のレクリエーション大会で初めてやりました。捕れた魚は砂浜でバーベキューにして食った思い出があります(^o^)

静かな部屋の外は夕暮れ…

夕暮れ海の向こうに富士山が見えました(^o^)

翌朝は前日のイセエビの頭を出汁にした味噌汁がまた旨かった！(#^.^#)

ところでご存じの方も多いと思いますが、2019年に発生した台風15号直撃でここ鋸南町は甚大な被害を受けました。そしてこれからと言う矢先に今回のコロナ騒動…

チェックアウトする時、甚五郎の女将さんに色々話しを聞きましたが、本当に色々な苦労と試練の中で営業されているのだなと思いました(>_<)

台風被害の時は、鋸南町を含め千葉県の被災地に全国から義援金が届きましたが、それととともに町役場には学童保育施設から送られた1冊のノートがあったようで下記の事が書かれてあったようです(以下引用)↓

「元気をとりもどしてがんばってください」「台風や大雨、だいじょうぶでしたか？」「みんながゆたかにくらせるようにしてください」

そのノートには子供達の手書きメッセージがびっしりと書かれていたそうです。

大人の私は自分一人だけでも現地を訪れ、美味しい魚を食って少しでもこの地域に貢献するのが今できる事です。

次回は地曳き網やりに来ますのでまたよろしくお願いします！網元の宿甚五郎の魚美味しかったです(#^o^#)