本当に仲良いの?と疑問になる薄っぺらい会話。でも本人にとっては護身術。

近所のカフェで仕事をしていた時に、
隣りの席に居た
女子2人の話。
どうやらお二人は会社の同僚のようです。
聴く気はなかったけれど、大声で話されたら、
嫌でも聞こえてくる。


しかし、これが、聞いていると興味深い話でした。


「私、ある程度の距離感が無いと嫌な人なんよ」

とAさんが言ったんです。
でも、そう話している本人が、目の前の相手Bさんに前のめりで、
強い勢い、早口で話してるんです。


そして、聞いているBさんは、
Aさんが何を話しても、
「わかります」
って共感してます。

それ本当?
って思ったんです。

なぜなら、
「え、その話、めっちゃウケます」
って言ってるんですが、声のトーンが全然共感してない。
顔は見えてませんが、共感の声のトーンがずっと薄っぺらい。


自分の価値観を分かってくれる人と話したい人Aさん(承認欲求の塊)と、
共感しておけば、「この人に嫌われないだろう、会話で嫌われることはないだろう」っていう考えで、相手との仲間環境を死守してるBさん。

この2人にとってはWINWINかもしれません。

でも、話しのスピードや話し方が、相手に話をさせない、前のめりグイグイな勢いで、自分をわかってほしいという考えのAさんは
相手の話に対しての答えが短い。
全く聴いていない。

そして、
本当に面白いのかな?ってくらい、
「○○さん面白い」って相手をべた褒めしてる、
嫌われたくない、仲間はずれになりたくないBさん。

こんな上辺の関係、面白いのかな。
って私は思います。

でもこの方々にとっては、
生きる為に頑張ってる、
自分が傷つかない為にやってること。
ある意味護身術。


Aさんの
「私たち似てるね~」
って言葉。

そりゃそうよ
相手はあなたに合わせてるもの。
目の前の相手は会社の人たちから仲間外れにされたくないとか、
あなたに嫌われたくないという想いで必死だもの。


だめだ、仕事に集中出来ません。

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