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William Alexander (ウィリアム アレクサンダー) -ミュージシャン

4533 studio が主催するマンスリーイベント、6月8日のハニーズチューズデーは、ウィルこと、ウィリアムアレクサンダーが演奏してくれる。彼は2020年12月に、ロサンゼルスからニューヨークに引っ越してきたそうだが、ドラマーとしての仕事で、今もたびたびロサンゼルスには行っているらしい。 今回、彼にインタビューをお願いし、どこへ出向いたら良いかを尋ねたところ、ブッシュウィックの「マリアヘルナンデスパーク(Maria Hernandez Park)」とのことだった。
この公園には何か思い入れがある?

2020年10月に、地元(LA)の友人とニューヨークに遊びに来た時に、一番最初に来た場所なんだ。このすぐ近くに滞在していたんだけど、この公園にきて、この場所のヴァイブスに浸っていた。いろんな暮らしがあるなぁと感じたよ。この地域社会のスペースの中に、色んな文化がせめぎあっている。この公園は心地良いね。

自己紹介をお願いします。

僕はウィリアムです。地球に住んでる人間です。今日ここに来れたことを嬉しく思います。NYに引っ越して来たのは2020年12月。何かを探しに来ました。

ロサンゼルスで得られなかった何か、を探しに?

いや、そういうわけではないな。仕事もスローだったし、LAでの生活も変わってきたところだったので、良い機会かな、と。

音楽はどのように始めましたか。

たぶん3歳ぐらいの時から、バケツを叩いたりして音を出したりしてたね。家に楽器がたくさんあったので、鍵盤を押したり。一番の影響は、兄と姉かな。どちらも音楽をやっていたし、僕の父もミュージシャンだったから、自然な流れだったと思う。

リスナーとして好きな音楽と、パフォーマーとして好きな音楽は?

僕はすべての音楽が好きだよ!好きじゃない音楽ってなに、って感じ。すべての音楽を愛おしく聴くし、すべての音楽を愛おしく演奏する。いろいろなスタイルを知れば知るほど、すべての音楽に感謝の気持ちが溢れるよ。

お母さまが沖縄出身で、お父さまはアメリカ出身ですよね。自分の音楽のスタイルに、そのことが影響していると思いますか?

そう思いますね、絶対。父は南部出身で、ルイジアナ州のニューオリンズより北にある田舎で育ちました。そこにはアメリカ黒人音楽の歴史があります。父はクラシックにハマっていたので、僕もたくさんのクラシック音楽を聴いてきました。母方の沖縄には、ゾクゾクするほど深い、伝統的な音楽があります。たぶん僕は幼い頃にそういった影響を受けたことで、色々な音に対してオープンになったんじゃないかな。違うスケール(音階)で奏でられる、俗に言うワールドミュージックってやつとかね。西洋の音楽に凝りかたまるわけでなく。

NYでお気に入りの場所は?

まずセカンド・ハンド・レコーズ。ここは絶対だよ。僕が今まで行った中でも最高のレコード屋の一つ。あとは、ワシントンスクエアパークも大好きだな。ヴァイブスがいいね。あとは、、、どこに行ったらいいか教えて!(笑)

6月8日のハニーズ・チューズディでの演奏を楽しみにしています。
どんなショーになる予定ですか?

予期せぬことが起こるかもね。前方宙返り、あるいは後方宙返り。花火の仕掛けがあるかも、、、もしくは、ただのソロ・アコースティックセットかな、ブルース、ソウル、そして楽しい時間。

未来へのプランは、何かありますか?

未来へのプランなんて無いよ!大事なのはこの瞬間だけ。笑

Blue Skies by William Alexander (2020)







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