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幽遊✖️ハンター(14話)試練

キルアの口からイルミの言葉が出てきた

「これはキルアも自覚がない能力だ。ボクが密かに教育してたんだよ」

キルアの体から黒いオーラが出てくる

「これもまだ自分じゃできない。ボクが操作している時だけ使える」

幽助と同じ身長になりオーラをまとったキルアは最早別人だった

禍々しさは戸愚呂並みだった

「仕事の依頼と教育の為に死んでくれ」

キルアが猛スピードで幽助に迫る

間一髪で上体を逸らし毒手をかわした

明らかにヒソカやサトツより速い

左右の毒手が無数に放たれる

幽助は足を止めたままかわす

「爺さんと修行した後で良かった」

眼では追えない速さだったが円や流の応用で体が反応できた

キルアは両足の靴を蹴り飛ばすように投げた

幽助は両手で掴む

その後に鋭い足刀が放たれた

幽助が持っていた靴が散り散りになる

その後も旋風して追尾してきた

幽助は上体を90度に逸らしてかわす

旋風は横回転から縦回転に変わった

幽助は背中を床につけると両足を回転させて巻き上げる

複雑な気流が起こり2人とも弾け飛んだ

キルアは頬を拭う

幽助はキルアの目を見て言った

「本気で殺りたいならお前が出てこい」

キルアの口を使いイルミが言った

「ボクもそんなに時間は掛けたくないんだよ」

幽助の背後から影が忍び寄る

すかさず後ろ蹴りを出した

吹き飛んだ男はそのまま気絶している

また幽助の背後に影が出来た それも多数

今度は攻撃する前に振り返る

武器を持った男達が飛びかかってきた

かわしながら観察すると自分が握った寿司を

食べた顔がいくつもあった

「こいつら受験者か」

十数人いて、それなりの手だれだか、幽助に焦りは無かった

しかしその間をキルアが縫って攻撃してきた

毒手が顔のスレスレを通る

さすがの幽助もこのままでは余裕が無くなるのが分かった

「仕方ね 悪く思うな」

幽助は右手に霊力を溜める

ショットガン!

無数の光が放たれた

キルアを含め受験者達はその場に崩れる

ネテロのお陰で霊力の調整が上手くなった事に嬉しくなった

しかしスーっと全員立ち上がる

少し加減をし過ぎたか?

そう思った瞬間、受験生からもオーラが立ち昇った

「これもボクが強制的にやっている。本人達はボロボロになるけどね」

そこからの動きは一層激しくなった

身をていして幽助の動きを防ごうとする

その隙間からキルアが攻撃を仕掛けた

幽助も反撃しながら対応する

受験者に最早意識は感じれず人形の様に飛んできてた

殺気が篭っているキルアのみ

闘いとはいえない戦闘に幽助は苛立ちが上がった

「胸クソ悪過ぎるぜ!」

幽助はまた拳に霊力を溜める

今度は明らかに力も篭っていた

「死んだらあの世で詫びてやる!」

強烈なショットガンを放った

受験者は一気に飛行船の屋根から落ちて行った

幽助の視線が懐に下がる

キルアが潜り込み腹部を刺そうとした

しかしキルアの頭部が跳ね上がる

幽助が霊力を込めた右足で蹴り上げた

浮かび上がるキルアの頭を右手を添える

幽助は顔を見ながら言った

「今度会う時は邪魔なしにやろうぜ」

そう言って右手に霊力を込める

キルアの頭の中でパキッと何か壊れる音がした

脱力するキルア

それを支えようと両腕を伸ばす

その時、飛んで行った1人の受験者が背後にいた

自分の顔から針を一本抜いて幽助に刺そうとする

幽助の体が硬直する

しかし痛みは無かった

ゆっくり振り返ると、針を持っている手に

透明でゴムの様なオーラがまとわれてた

奥にはヒソカが見える

「居場所を見つけて欲しいと言っただけだよね、イルミ♣️」

怒り気味の笑みが浮かんだ

針を持った男は長髪で能面の様な顔になって言った

「殺し屋に依頼したら死体の場所を伝えるのが当たり前でしょ」

まったく悪びれも無く応えるイルミ

「・・・・♠️」

何も言えなくなるヒソカ

幽助は対角線に2人を入れて叫んだ

霊丸!

轟音が鳴り大気が引き裂かれた後に

2人の影は無かった


飛行船のプロペラ音が響き出すと

数人を抱えて浮かんできたサトツ現れた

「一応全員救助してますよ」

幽助は胸を撫で下ろす

キルアの顔を見ると目が開いた

「お前たち誰だ?」

肌の色も身長も元に戻っていた

ネテロは円を広げて全てを把握していた

「霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁 
それを自分なりの技にしたか」

悪の心が有れば消滅する技を幽助は直感で改変した

「素質は我々以上じゃよ・・戸愚呂」

寂しそうな悔しそうな表情になった

幽助は抱えたキルアをサトツに渡す


キルアはまったく訳がわからないまま

体中に悲鳴を上げていて動けなかった

サトツは幽助の目を見て言った

「あなたは私が尊敬する人に似てますよ」

幽助はニカっと笑って応えた

「そいつと闘いたいな!」

その後、スッと体が消えた

(第一部完)


はい、第一部完です😊

むちゃくちゃな完じゃねえか!∑(゚Д゚)

と言われるのはごもっとも🙏

けどけして後悔してません

一応体力の限界もあります😅

正直一度キリはつけたかったです

最初考えてた終わり方は

ヒソカかネテロと対戦して終わりです

特急で降り損ねました😂

それともう一つの理由

あの名作

バックトューザフューチャー2の終わり方が

好きでした

なんか中途半端じゃね〜😵

と当時は思ってました

続きが気になるのは良いですね


あと海外ドラマの名作

24

の止まらない衝動が好きです✌️

無限に見たくなる

けどシーズン3で燃え尽きました

物足りないくらいが丁度いい

それを心情に今回は一度締めます

是非第2部も楽しみにしてください

それではまたヽ(^ω^)




面白い活動や企画に使わせて頂きます(*´ω`*)