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幽遊✖️ハンター(2話)第1試練

「皆様それでは次の試験会場までついて来て下さい」

サトツと自己紹介をした試験監は先頭を歩き出した

数時間後、変わらない表情で歩く後ろに何十人の

屈強な人間が息を切らしながら走っていた

幽助はサトツの後ろにピタリと着いて、目をつぶ

ったまま鼻ちょうちんを膨らませながら走っている

分かれ道も目を開ける事無くついて来る幽助に

サトツは驚きを通り越して呆れる表情を見せた

「天才か、それともただ器用な人なのか」

最後の階段を登り切り、日の当たる場所に出ると

サトツは立ち止まり到着を告げた

ついて来られたほとんどは糸の切れた人形の様に

その場に座り込んだ

幽助は目を覚ますと背伸びをしながら言った

「いや〜久しぶりに休憩したぜ」

針山の上で3日間逆立ちをらしてた幽助にしたら

走りながら寝れるのは贅沢な時間だった

サトツは試験監として僅かに心にヒビが入ったが

まったく表情には見せず次を進めた

「ここからは人を騙す魔獣が住んでいる地域です」

その時ボロボロになった2人組みが肩を支え合って現れた

「そいつが偽物だ!オレたちを襲って試験監のフリをしているんだ」

表情を変えず静観するサトツ

人間離れしているサトツの体力に魔獣と疑う人も出てきた

混乱が広がろうとした時に2つの影が動いた

叫び声が上がった事で騒いでいた輩も気づく

ボロボロになっていた1人にトランプが刺さっていた

そしてサトツの前に立ってトランプを指で掴んでいる幽助がいた

「グヒャヒャヒャヒャ〜」

トランプが刺さった2人組みの方から、奇妙な声が聞こえると片方が猿の様な獣に変わり逃げようとした

幽助は自分の持っていたトランプを投げつける


猿の様な魔獣の頭頂部にトランプがかすめると

カッパの頭になって去って行った

「けっこう難しいな」

ピエロの格好をした男は幽助に言った

「どうしてそっちが本物の試験監だと分かったの♣️」

「お前ヒソカだろ、トンパから聞いてるよ。オレも1人づつぶん殴るつもりだったけど同じタイミングだったな」

無表情のサトツとヒソカの表情がさらに固まった

ゴホンっと1つ咳払いをしてサトツは言った

「これからいかなる理由があっても試験監への攻撃は許しません」

幽助・ヒソカ「はい!♠️」

(続く)


はい!2話を終了しました😄

毎度嬉し恥ずかし続けています

数年後赤面爆発するでしょう💥

ど素人が右往左往しながらやってますが

それなりに楽しいです✌️

とりあえずソシャゲーする時間は減りました

物語のテンポはできる限り早くしてます

ハンターハンターと幽遊白書の原作を知っている

人ありきです

読み手が本当に楽しいかはまだ意識できません😅

とりあえず自分が楽しく続けるようにしてます😆

それではこれからもよろしくお願いします

それではまたヽ(^ω^)

面白い活動や企画に使わせて頂きます(*´ω`*)