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幽遊✖️ハンター(6話)勝者

サトツを中心に幽助とヒソカは対角線に位置を取った

いつもの静寂が渓流に漂う

サトツが腕時計をチラリと見た

すでにいつ止められても仕方ない時間なのは2人共分かっていた

腕が降りた瞬間、一気に距離を詰める

サトツを間に打撃戦が始まった

表情をまったく変えず2人の打撃をかわす

サトツを狙っているのか、それとも壁にして

相手狙っているのか分からない乱打線が

繰り広げられた

お互いが同時には回し蹴りをした時、サトツは空へと逃げる

ヒソカは無数のトランプを両腕がクロスする勢いで投げた

トランプは渦を巻きながら追っていく

しかしサトツの体にはどれも当たらず、周りに散らばった

ヒソカは一息吸うと一気に両腕を広げた

その動きは捻れたゴムに伝わり、無数のトランプ

が勢い良く回り竜巻の様な気流を作った

その気流を受けサトツの体が回転し始める

身を任せながら対策を考える

その時、幽助が人差し指を向けて照準を合わせた

サトツは気づくと思わず両腕を顔の前で揃えた

幽助の指先が光る

一瞬であらゆる可能性を考えた後

全力でオーラを両腕に集中させた

「霊玉!」

サトツはヒソカが作った気流に身を捕らわれる中

覚悟を決めた

その表情はこれまでとまったく変わらなかった


空気が大きく裂け轟音が鳴り響く



そしてまた静寂が戻ってきた

足の裏に固い物を感じる

両腕を広げるとそこはまったく違った景色が

見えた

遠くには丸びを帯びた地平線が見え、眼下には

数々の山脈を見下ろしていた

「キミは力加減を身につけた方が良いよ♠️」

「狙い所は外していないぜ!」

隣に幽助とヒソカが景色を眺めていた

体に痛みは無い事を自覚した後、服すら汚れてい

ない事に気づく

サトツは姿勢を整えて言った

「さすがにこの山頂を渓流とは言わないですね
 私の負けです」

幽助は真顔でヒソカに言った

「お前がいなかったらこんな圧勝は出来なかったよ」

ヒソカは笑顔で応える

「ボク1人でもこんな綺麗に勝てなかった。コンビネーションの勝利だよ♦️」

サトツはまた腕時計を確認した

(続く)

はい、7話目終了です😄

やっとサトツ編が終わったよ〜😭

こうやって書いてみると、なかなか物語が前に進みません

それでも結構楽しかったです✌️

本当はもっと広げても良かったのですが

ここで時間を掛けるとこの後書きたい事を

忘れそうです😫

それなりに満足した展開になりました👍

もちろんど素人の自己満足です😊

自分でも書きながらどんど展開が変わるのが

面白いです

変な趣味より体力もお金も消費しませんしね

時間はちょこちょこ使いますが、スキ間時間の

リフレッシュになります

ちなみに全体構想の50分の1くらいしか進んで

無い気がします

もっとどんどん進んで行く予定でしたけどね😅

ちなみにハンター✖️ハンターや幽遊白書を

知っていないと分からない小ネタがいっぱい

あります

しかも全然説明してません😙

分かる人は分かって欲しい事を願ってます🙏

それではこれからも楽しく書いていきますので

よろしくお願いします

それではまたヽ(^ω^)







面白い活動や企画に使わせて頂きます(*´ω`*)