幽遊✖️ハンター(5話)邪魔者
思った以上の速さで飛んで来たサトツに合わせて横蹴りを繰り出す
サトツも驚いた表情をしながら体を反転させてかわした
その勢いを利用して手刀を振り下ろす
今度はヒソカが紙一重でかわし空を切った
舞い上がるように距離を取りながらサトツは言った
「あなたも面白い能力を使いますね」
「お互い応用力のありそうな能力だ♠️」
2人共臨戦態勢を取り直そうとした時に
目端に光る物が見えた
後ろに飛び退く2人の間を、大きな光の弾が間を通過する
「これがオレの技、霊丸だ。分かりやすくて良いだろ」
ふざけた笑顔で幽助は言った
いつもは静寂に包まれている渓流に幽助の怒号が響き渡る
「お前ら オレばっかり狙ってんじゃね〜」
サトツに投げ飛ばされ、更にヒソカの能力でサトツの方に飛ばされる事を繰り返していた
正確に言うとヒソカの能力で幽助をサトツに投げている為サトツは仕方なく投げ返しているのだ
「キミもさっきの霊玉を使ったらどうだ♣️」
「霊玉は1日3発しか撃てないんだよ!」
キレ気味で正直に応える幽助を見て
強化系寄りの短気で大雑把な放出系だと確信した
投げ飛ばされる途中に何度もヒソカから伸びた
透明のゴムみたいた物質をちぎろうとしたが
伸びたり縮んだりして上手くいかない
サトツのように切ろうと考えもしたが、上手く手に鋭く霊力をまとう事が出来なかった
「猿真似ができる程器用じゃないしな」
幽助は自分なりの方向を考えると
ヒソカのゴムを両手で挟む様に掴んだ
2人とも様子を見ながら同じ事を繰り返す
幽助の合わせた手のひらが光ると、ヒソカのゴムは切れていた
「焼き切った♣️いや溶解したイメージかな♠️」
幽助は手の平が密着した状態でら両側から霊力を放出し高圧力でゴムをちぎった
自由落下すると今度は水目に立った
「やっぱりオレってやればできる奴だな」
指1本でバランスを取りながら、足の裏で年老いたババァが快適にゲームができる繊細さの要領があれば、絶妙な加減で水面に霊力を放出する事はその気になれば出来た
「やっと同じ目線で闘う事ができるぜ」
(続く)
はい、6話終了です
何とか毎日書いてます😵
大変、難い、時間が無い
でも楽しくやれてます✌️
もっとあとがきも書きたいな
明日は宿直なのでゆっくり書きます
それではまたヽ(^ω^)
面白い活動や企画に使わせて頂きます(*´ω`*)