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だらだらと。

明日は心療内科の受診日だ。そしてグループホームの決まりでもある居室点検。
何にも掃除してない。これ以上ないってくらい散らかっている。
服は脱ぎっぱなし。物は散乱していて、机の端にちょこっとスペースがあるくらいで机が机の役割を果たしていない。
私の部屋は居場所がないものたちだらけだ。ごめんね。
私の中にいる小さな人(子ども)や女性のパーツの絵を描いたから、色を塗りたいんだけどそのスペースがなくて困る。
ちゃんともの達に居場所を作ってあげなきゃね。

生理前っていうのも相まって虚無感がすごい。
疲れた。何もしたくない。でもなにかしていないと落ち着かない。
こんな日はドラマやアニメや映画を観るに限るんだけど、それも面倒くさい。
こまったなぁ。あぁこまった。
二次創作の続きも書きたいけれど、なかなか気分がのらない。
まずは行動してみたら案外気分がのってくるかも、と思いはするけど思うだけ。

私は、生きるのに向いていないとつくづく思う。
小さな人が泣きわめいている感覚がする。ぐずってるね。こうなると大変なんだ。宥めるのに苦労する。
女性は性的なことに対して衝動的に動こうとするし、怒りは火山みたいに突然爆発する。
主治医から教えてもらった方法で私の中のパーツたちが落ち着ける場所を作ったけれど、そこに得体の知れない何かがいる気がするんだよなぁ。
そう話したら先生は「どんなパーツも受け入れられるような人物に居てもらいましょう」と提案してきた。
真っ先に浮かんだのが『MONSTER』のドクター・テンマ。テンマ先生は優しい。でもテンマ先生よりもなまえのないかいぶつの方が勝ってしまうんだよね。
ぼくをみて!ぼくをみて!ぼくのなかのかいぶつがこんなにおおきくなったよ!
バリバリ、グシャグシャ、バキバキ、ゴクン。
『MONSTER』に出てきた『なまえのないかいぶつ』っていう絵本みたいに、なんだろな、「ぼくをみて!」って叫ぶかいぶつが私の中にもいる気がするんだ。
普段は身を潜めているけれど、時々ものすごく主張してくる。
私はそれをそのまま「なまえのないかいぶつ」と呼んでいる。

いろんなことが面倒くさくなっちゃった。
それでも生きていかなきゃね。
頓服まだ余ってたよな、それ飲んで落ち着こう。
クレンジングオイルで日焼け止めを落として、化粧水乳液を塗って、そして何をしよう。

明日は心療内科の日だ。
先生に見せるノートに「なまえのないかいぶつ」について書こうか。

目がしょぼしょぼする。