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絵を描くの難しすぎ問題。

社会人対象の美術教室に通わせてもらってます。ありがたや。
そこで2分クロッキーを始めたんですが、これがなかなか難しいけど楽しい。

「見ているものを"正確に"描く」というのがこんなにも難しいとは。
先生曰くその「見えているもの」は果たして本当に正しく見えているか?というとこれまたちょっと違うらしく。
人間にはどうしても固定概念があって、「これはこうだろう」と脳が勝手に修正してしまうとか何とか。だからデッサンやクロッキーをすることで、自分の中の固定概念を覆すことが大事とか。多分そんな話をしてた。
なるほどな、と思う。

「ガムテープがいつまで経っても描けない」という話を母にすると「たかがガムテープじゃない」と笑われたんだけど、難しいよガムテープ。
円の中心がどうのこうの、その中心とこの部分は直角の90度になるだの、縦にしても横にしても形は変わらずずっと続いているというイメージで云々かんぬん。
説明を受けている時は「なるほどね〜!」となるけれど、いざ自分で描いてごらんってなると上手く描けないんですよね。恐るべしガムテープ。

そんなこんなで今基本のきの字の部分を週2回習わせてもらってます。ありがたや。
物を正しく全体的に見る、という目を鍛えています。物の捉え方の筋トレみたいだね。

そして私は強欲なのでアクリル絵の具の基礎があるなら習いたいなと思い始めています。先生にはまだ相談してないけど。
色塗りに関しては本当に無知のポンコツなので。何とか学べないかなと思っております。

楽しいけども、姉に「それで将来何の役に立つの?」みたいな意味合いを含んだ質問をされて詰まってしまったことがふと頭をよぎる。
何のために学んでるんだろうね。