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内装事業全体を、より良くするために。現場管理部の立ち上げという“新たな挑戦”に込めた想い

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47内装株式会社で現場管理部のマネージャーをつとめる竹内さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
竹内 要人(たけうち かなめ)
東京都出身。2019年、47内装株式会社に中途入社。
前職では家具販売会社の営業に携わる。47内装に入社後、オフィス内装コンサルタントを経験。その後、2022年に現場管理部を立ち上げ、マネージャーに就任。

入社の決め手は、「お客さま第一」の考え方と、それを実現する事業モデルに惹かれたこと

── 竹内さんが転職しようと思った経緯を教えてください!

前職は家具販売会社の営業担当として、店舗での接客やアフターサービスを行っていました。順調にキャリアアップしていたんですが、将来を考えたときに「もっと挑戦できる環境に身を置きたい」と思い、転職に踏み切りました。

── 47内装への入社を決めたのは、なぜですか?

大好きな家具やインテリアの領域で転職活動をしていたところ、偶然47グループのことを知りました。インテリアに関われるのと、社歴が浅いベンチャーで新しいことに挑戦できそうだと思い、興味を持ったのがきっかけです。

入社の決め手は、「お客さま第一」という考え方と、それを実現できる事業モデルがあることです。47グループは、オフィスの移転から内装、家具まで、ワンストップで顧客のワークプレイス構築をサポートしています。顧客IDが同じなので、新規開拓の営業活動を行う必要がなく、その分の工数が削減され、既存のお客さまの内装プロジェクトにじっくりと向き合うことができるんです。

「お客さま第一」という理想ばかりを語るのではなく、しっかりとサービスの仕組みをつくったうえでその思いを体現しているところに惹かれました。

内装事業全体の発展に貢献したい。現場管理部の立ち上げに込めた想い

── 47内装に入社後、内装コンサルタントを数年経験して、2022年1月に現場管理部の立ち上げをされましたね。どんな経緯だったのでしょうか?

内装コンサルタントの人員がどんどん増えていく中で、ずっと課題として挙がっていたのが、業務負荷の大きさでした。オフィスの内装工事は土日に行われることがほとんどで、トラブル回避のために誰かが立ち会わないといけません。そのため、コンサルタントは平日にクライアント対応や発注作業を行い、土日に工事現場に立ち会うという、ハードな労働環境が常態化していました。

ただ営業人員を増やすだけでは根本的な解決にならないと思い、内装事業責任者の隅中さんと何度も話をしました。その中で、土日の工事管理を担当する現場管理部を立ち上げるべきだ、という流れになって。隅中さんから「ぜひ竹内さんにやってもらいたい」と打診いただきました。

── その打診に乗ったのは、竹内さん自身もコンサルタントとして働く中で「なんとかしなければ」という思いが強かった、ということですよね。

そうですね。実を言うと、もともとキャリアチェンジは想定していませんでしたし、コンサルタントの仕事にも大きなやりがいを感じていたので、異動希望があったわけではなかったんです。ただそれ以上に、周りのメンバーが長く楽しく仕事を続けられる環境を整えたい、という思いが強くて。そのために僕ができることがあるなら、ぜひやりたい、と思いました。

これまでは少人数でがむしゃらに走ってきたものの、今後さらに内装の事業・組織を大きくしていくには限界があります。マンパワーに頼らずとも業務が回るように、そろそろ体制とフローを整備していくべきフェーズにも入っていました。

また、各人の業務負荷を分散することで、お客さまに提供するサービスの品質向上にも繋がっていきます。だからこそ、現場管理部の立ち上げは、内装事業部全体をより良くするための一手だ、という認識を強く持っていました。

47内装に入社したときから「新しいことに挑戦したい」という気持ちはずっとあったので、これはきっと大きな転機になる、と思ったんです。そして何より、重要な責務を与えてもらえること自体が非常にありがたくて。隅中さんが組織づくりに奮闘してきた姿をずっと傍で見てきたので、僕もその想いに応えたい、と思いました。

現場管理が担うのはプロジェクトの“川下”。第三者的な目線を持ち、納品のクオリティを高めていく

── 現場管理部では、どんな業務を担っているんですか?

現場管理部は現在、月・木・金・土・日の5日間稼働していて、火・水がお休みです。コンサルタントがお客さまから発注をいただいたタイミングで、現場管理部の業務がスタートします。

まずコンサルタントと設計デザイナーから案件の共有を受け、工事の着工までに何が足りないかを精査してフィードバック。工事にまつわる懸念点を一つずつ潰していきます。現地調査に行って図面とのズレがないかを確認したり、工事業者さんからの見積書・発注書を確認したり。このあたりの業務は平日に行うことが多いです。

そして、土日は工事現場に立ち会い、工事会社の職人さんへの指示出しや細部の確認などを行います。図面上は問題がないように見えても、実際に壁を壊したり天井を抜いてみると問題が見つかることも多いので、意外と現場判断が多いんです。こまめに現場の状況をチェックして都度修正を行い、後々のトラブルを防ぐことで、納品時のクオリティを向上できるよう意識しています。

── 営業部に配属されたコンサルタントも、まずは現場管理部で数ヶ月間研修を受けていますよね。

そうですね。案件の一連の流れの中で、営業部の業務が川上、現場管理部の業務が川下だとすると、納品に近い川下から理解をすることが必要不可欠だからです。

コンサルタントには、営業力や提案力、プロジェクトマネジメント力など様々なスキルが求められますが、立ち上がりとしてまずは現場を見ることが何よりも重要だと考えています。オフィスビルの構造や使われている素材、工事内容によってどのくらい所要期間が変わるかなど、事前知識を持っておくことでお客さまとのコミュニケーションもスムーズになります。

── 現場管理の業務において、日々意識していることはありますか?

現場管理はお客さまと直接やりとりをせず、コンサルタントや設計デザイナーを通じてプロジェクトの全体像を把握するため、まずは社内で密に連携を取ることを心がけています。

内装工事の責任を負う立場上、社内にいながらも第三者的な目線を持つことが必要です。指示内容の穴を探してコンサルタントや設計デザイナーにフィードバックをすることも多いので、“ただの口うるさい人”と思われないようにしなければ、とは常々思っていて(笑)。社外の工事業者さんに対してはもちろんですが、社内のメンバーに対しても丁寧にコミュニケーションをとるよう意識しています。

役割は違えど、良いオフィスをつくってお客さまに届けたいという想いは、コンサルタントや設計デザイナーと一緒です。しっかりと協力関係をつくり、「安心して現場管理部に任せられる」と思ってもらえるよう、実績を積んでいきたいですね。

毎日が試行錯誤の連続。メンバーの自主性を尊重して、一緒に機能を育てていきたい

── 現場管理のやりがいは、どんな部分でしょうか?

コンサルタントや設計デザイナーもそうですが、やはりお客さまに喜んでいただけることが一番のやりがいだと思います。中でも現場管理は、実際にオフィスが出来上がっていく様を誰よりも早く見ることができるので、とてもワクワクしますね。

また、工事現場でプロの職人さんとたくさん触れ合うことができるのも、現場管理ならではの魅力だと思います。職人さんの仕事ぶりを見ていると、長年の経験で磨き上げられた技術はもちろん、良いものをつくりたいという熱意を感じて、自分自身も感化されます。

オフィス移転プロジェクトには、本当に沢山の人が携わっています。現場管理はプロジェクトの最終局面に近い部分を担っているからこそ、背負っている責任も大きいです。「ミスをしてはいけない」「クオリティを落としてはいけない」というプレッシャーは常にありますが、だからこそ無事に完工したときの喜びも大きいです。

── では最後に、今後の目標を教えてください!

まずは、現場管理部としてできる業務を増やしていきたいです。もともと部署を立ち上げた目的が、営業部の負担を減らすことと、納品のクオリティを上げることなので、機能の成長を図らないと真のバリューを発揮できないと思っています。ただ現場に立ち会うだけの、下請けのような存在にはなりたくない、というのが僕の強い思いです。

そして、今後はさらに現場管理部の人員を増やして、より多くの案件対応ができるようにしていきたいですね。今は研修中のメンバーが多いのですが、業務フローやマニュアルについても積極的に意見をもらいながら、自主性を尊重して一緒に機能を育てている状況です。まだ立ち上げたばかりの部署だからこそ、日々トライアンドエラーを重ねて前進していく面白さがありますし、それを前向きに捉えてくれたら嬉しいですね。

新しく入ってくるメンバーには、新卒・中途を問わずどんどんチャレンジしてもらいたいですし、ぜひ一緒に部署を大きくしてもらえたらと思っています。


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