₆₄

普通になりたい

₆₄

普通になりたい

最近の記事

逃げたい

時折、全てを投げ出して逃げ出したくなる。 仕事、家のこと、人間関係、他人からの評価、他人の視線、インターネットの情報、食べること、運動。 たとえ自分のためになるような良いことでも、全部捨ててひとりになりたい。逃げたい。第三者に関与されることのない場所に逃げたくなる。 関与されるだけじゃなくて、関与もしたくなくて。 他人の言動に何かを思ったり、考えたりしたくない。 常に"無"でいられる場所に逃げたい。 でも、逃げられない。 手放したいのに、手放せないものがたくさんある。

    • 世の中「数字」が全て

      特にここ1年ほど、体重の数字に一喜一憂して振り回される生活を送っている。 たかが数字、その数字を背負っているわけでもないし、自分から言わなければそれが誰かに知られることもない。 そう理解はしていても、気にすることはやめられない。考えずにはいられない。 こんな「数字」に囚われた生活、辞めてしまいたい。 体重もカロリーも食べるものの質量も、何も気にせず暮らしたい。「数字」に振り回されたくない。 そう思ったけれど、よくよく考えてみれば、私たちの生活は数字無しには成り立たないという

      • 誰がための努力

        何のためにやってんだろう、ってことが度々ある。 私の中でその最たる例がダイエットだ。 ダイエットを始めたきっかけは、なんてことない。 ただ、キレイな体型で水着を着たかった。 部活の合宿で、突如として着なければならなくなってしまった水着。 当時の私は至って普通体型、体重も美容体重に近い数字で決して太ってはいなかったけれど、足の肉感やぽっこりお腹がどうしても気になって、自分が恥ずかしい思いをしないため、自分が自信をもつためにダイエットを開始した。 それが悪夢の始まりだった。

        • メンクリ行ってモヤった話

          以前自分ひとりで抱え続けることがどうにも苦しくて、人に相談したくて足を運んだメンタルクリニック。 初診時に対応してくださった先生は、穏やかでこちらに寄り添ってくれる人だった。 辛かったね、苦しかったね、今も辛いと思うけど、絶対に治るからね。元通りになれるからね。 そう声をかけてくださって、安心したし救われたような気持ちになれた。 ここに通えば現状も良い方に向かっていくかもしれない。 そう思ってむかえた再診。 初診時に「次は違う先生になるかもしれない」とは言われていたけれど、

        逃げたい

          摂食障害「かもしれない」話。

          摂食障害「かもしれない」。 診断を下されたわけでもなく、あくまでもその可能性があるだけの、宙ぶらりんな状態。 そう最初に思ったのはいつだったか、もう分らなくなってしまった。 ただ綺麗な体型で水着を着たいという理由で始めたダイエット。 当初は今ほどエスカレートするとは、思いもしなかった。 パンが怖い、お米が怖い、揚げ物が怖い、麺類が怖い、カボチャやイモ類が怖い… 日が経つにつれ、食べられないものが増えていった。 私が食べることを恐れているものはどれも、糖質、脂質を含むもの。

          摂食障害「かもしれない」話。

          多分、忘れるための恋。

          先日の1年前に付き合っていた元彼の話に一瞬登場した、マッチングアプリで出会った人との話を。 初めての出会い方、初デートの困惑 彼は私より2つ歳上だった。 彼とはサンリオの某ソロアイドル犬キャラクターが好きという、まあ男女では珍しい共通点があった。 それがきっかけでメッセージのやり取りをするようになり、大阪であるリリースイベントに行かないか、と誘ったのは確か彼の方だった。 サンリオの人気は侮れないもので、行くとなると早朝から並ぶことになる。 最初こそ渋ったものの、やはりキャ

          多分、忘れるための恋。

          早く誰かと付き合えよ。

          今日は少し恋の話を。 ちょうど1年前の7月20日、彼氏ができた。 中学時代、付き合っているのか付き合っていないのか分からない程度のお付き合いしかしたことがなかった私にとって、ほとんど初めての彼氏。 たった3か月、されど3か月。 記憶にも色濃く残るお付き合いだった。 出会いは大学の授業。 某FPSゲームプレイヤーであるとお互いに知ったことをきっかけに、仲良くなった。 毎日のように、夜な夜な通話しながらゲームをして、多くのことを語り明かした。 仲良くなってから付き合うまでの

          早く誰かと付き合えよ。