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統計学と出会うまで②

数学科の講義

大学に入学していざ数学科の講義を受けてみると、退屈そのものでした。まず座学しかない。応用化学科や物理学科は実験があって楽しいのですが、数学は座学中心。しかもその内容が難しい…。

教授:「今日は『ハムサンドイッチの定理』の証明をします」

私:「ハムサンドイッチの定理*?食べ物?」
*実はこれ、本当にあります!

それでも、流石に留年するわけにはいきませんよね。だから、ずば抜けて良い成績ではなかったけど、単位は取得しました。けれど、私勉強しながらずっと考えていたことがありました。「これって結局社会で役に立つの?」

私卒業して社会人になってから、自分が学んだことを役立てたかったのです。

「化学や物理なら、社会に役立つってわかる。でも、数学って…。」

そう、私は自分の進路に迷うことになったのです。


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