凛として時雨の楽曲の中で特に攻撃力の高いものを5曲選びました。
※ここでいう攻撃力とは「曲の深み」とか「ハマる確率の高さ」などではなく、ガチで物理的に攻撃に使えそう（な雰囲気）という意味です。

5位　CRAYZY 感情 STYLE
「僕のせいで死んじゃえばいいよ」っていう歌詞がもう強い。1990年代の少年ジャンプで14週打ち切りになるタイプの漫画にありそうなセリフ。ちなみに2000年代のジャンプなら単行本5巻まで保つ。
そのあとやっと笑い始める「君」もまた殺傷力が高い。
サビのバスドラとベースのリズムに合わせて殴られてる誰かが容易に想像できる。

4位　laser beamer
イントロで38人は殺せる。めっちゃレーザービーム飛んでるから。丁寧に一撃で脳髄ふっとばすビームじゃなくて乱射して数で殺すタイプのビーム。ピュンピュン丸とかかわいい名前でエゲツない。こいつが通ったあとは血と脳漿が飛び散って異様な臭いがする。

3位　Chocolat Passion
これもイントロで殺せる。ドラムのｽﾞﾄﾞｽﾞﾄﾞｽﾞﾄﾞｽﾞﾝ！でほぼ制圧完了。犯人が立てこもってる建物の見取り図がなく、SATの突入経路を確定できないどん詰まり状態のときに現れるタイプのイントロ。「確実な突入経路？そんなもん必要ねぇだろ」とか言って建物の真正面から突破するアイツがこのイントロ。

2位　赤い誘惑
刺殺したい時はこれ！おすすめだよ！
サビで「突き刺した」というだけあって音の鋭さがナイフ。
サバイバルナイフみたいに色んな用法で使えるナイフじゃない。純粋に刺すためのナイフだからダガーナイフな。日本では規制されてるやつ。赤い誘惑は実質合法ダガーナイフ。
「聞こえてない見えてなァァアアﾞイ！！！！」で右耳から突き刺されたダガーナイフの切っ先が左耳からSWAYするので聞いたやつは全員死ぬ。

1位　傍観
なんの捻りもない1位でごめん。でもこの座は不動だと思うわ。
傍観してるだけでボタボタ人が死んでる。こいつはそういう毒を持ってる。何の手も加えてない。何の悪意もない。でもこいつに近づいたらじわじわ腐食して死ぬんだよ。私ら凡人は。ナウシカの腐海と人間の関係。凡人と傍観。
ナウシカたちは腐海の瘴気吸うと死ぬけど、その先の世界を考えるなら瘴気は必要なわけ。ということは、私ら凡人は傍観の毒で緩慢に死ぬけど、はるか先の未来を考えるなら傍観の毒は必要。
ナウシカの世界観で考えるとはるか先の未来に産まれる人間は生きる上で傍観の毒を吸わないといけないんだよね。そのへんの詳しいことはナウシカの原作漫画版読んでください名作なので。
つまり傍観の毒ははるか先の未来にとっての酸素または血液または水。おすぎにとってのピーコ。小木にとっての矢作。大竹にとっての三村。そういう関係。
じゃあ今を生きる私達はナウシカの世界でなんなの？あの空飛ぶムカデ？
TKは？345は？ピエールは？
そして何より、誰が王蟲の役を手に入れるのか。

まあ、なんかそういうことを考えて本題からズレて色々回り回って傍観で死ぬ。