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ドラマ観賞記録

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自分が観たドラマの観賞記録でございます
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記事一覧

大河ドラマ「光る君へ」第18話「岐路」

・道隆の次の関白は道兼に・・・、実資が言っていた事もあるが一条天皇は公卿の様子をよく見ているからで定子からの頼みで実の兄である伊周にしたいんだけど悩ましいといった感じなのかな。 ・明らかにピクついて苛立ちの表情の伊周は分かりやすいなぁと思いつつ定子に人望を得るように伝えられていたが明らかに権力者の息子だけという存在だと思うので仕方がないとは思う、(ドラマ上では)何の実績もないと思うし・・・。 ・関白になった道兼だったが早々に倒れてしまう、これについては僕も史実を少し調べて

大河ドラマ「光る君へ」第17話「うつろい」

・疫病の対応について対立する道長と道隆、金銭面では頼れない中で倫子による援助、当時は財産で夫婦は別で倫子の方が持っているというのは意外だった。明子も穏やかになっているのは道長の性格の良さもあるんだろうなと思う、最初は兼家に対する復讐心があった中での登場だったが今後はどうなるんだろう。 ・やはり倫子は道長が別の人(まひろ)と会っていたのを確信しているな、まひろだとは思っていないだろうけどこの辺りはドラマ的にどうなるか気になるところ、というかこの流れは絶対倫子は道長の想い人がま

大河ドラマ「光る君へ」第16話「華の影」

・藤原隆家(竜星涼さん)の登場、兄の伊周と同様で道隆の息子は自信たっぷりと言うか煽り気質があるなと思った、伊周は前回その鼻っ柱を道長に折られたけど隆家もいずれ道長と絡む事もありそう。 ・石山寺の事がキッカケで傷ついてしまったさわ、うーん、まひろは全く悪くはないと思うが寧子との蜻蛉日記の話じゃなくて道綱なんだろうな・・・、ホント道綱の野郎!という気持ち(苦笑) ・都で流行る疫病、道隆は下々にだけ流行って自分たちは関係ないと何も動かずだがそんなはずは無いのに当時の内裏というか

大河ドラマ「光る君へ」第15話「おごれる者たち」

・娘である定子を中宮に、詮子を追いやった道隆、忠実に兼家のやり方を継いでいる感じはあるが権力に執着するような表情をしていた兼家とは違っていたって丁寧な印象で独裁的な道隆の方の怖さもある。 ・公任の家に落ちぶれた道兼が居座り道長に叱咤激励される場面、これまでの行動は狂気じみているのもあったし何よりまひろの母親であるちやはの殺害の衝撃さは今も残る。 ・しかしある意味兼家に認めてもらいたい一心でああなってしまった側面もあるから道長が兼家がもうこの世にはいない事と諭したおかげで涙

大河ドラマ「光る君へ」第14話「星落ちてなお」

・土御門殿の帰りに偶然鉢合わせとなってしまうまひろと道長、二人の関係など無かったかのようなすれ違い、まあそうだよなと。ただ道長の様子を伺う倫子、きっとまひろとの関係を知る時が来るんだろうなと思う。もしかしたらまひろが去った後の様子だから気付いているのかもしれない。 ・兼家の出家、そして後継指名されるのは道隆、まぁ長男なので当たり前だと思うが今まで汚れ仕事を担ってきた事を自負していた道兼は激怒、これも当たり前な展開である。 ・しかしながらあくまで兼家は汚れ役しか道兼に求めて

大河ドラマ「光る君へ」第13話「進むべき道」

・一条天皇(柊木陽太さん)に入内する道隆の娘である定子(高畑充希さん)政治的側面もあるけれど年齢的に、といか見た目にも差がある、史実では14歳で3歳年下の11歳である一条天皇に入内したようだ。 ・大河ドラマ(鎌倉殿の13人)を観始めているせいか今回の逆の場合もあるので違和感自体は無かった。ただ二人とも仲が良い様子だし、定子も父である道隆と仲が良く雰囲気自体はアットホームな印象。 ・前回道兼にも妻や子供がいるのが意外と書いたがまさかの両方登場(苦笑)、当たり前だが新鮮だと思

連続テレビ小説「ブギウギ」観賞記録(第26週(最終週)「世紀のうた 心のうた」)

・スズ子が歌手引退の決意を善一に話す。「引退させないよ」「(スズ子のために書いた)楽曲を全て葬り去る事になる」「歌手を辞めるなた絶縁する」どの言葉もスズ子と共に歩んできた善一だからこその厳しい言葉が並ぶ。 ・しかしのその善一の表情はいつもの穏やかな表情の中で怒りを感じ、絶望を感じ、失望を感じ、切なさや悲しさを感じるような今にも泣きだしそうな感情を揺さぶる表情だった。 ・史実的にスズ子が引退を決めたのは色々あるようだし、その後は鼻歌さえ歌わない程だと聞くがドラマではアユミの

大河ドラマ「光る君へ」第12話「思いの果て」

・妾であるなつめ(藤倉みのりさん)のために為時はまひろに頼み娘であるさわ(野村麻純さん)と会わせ穏やかにこの世を去る、為時の誠実さの描写が増えているせいか逆に官職への道は・・・と思ってしまう。兼家が摂政の地位にいる以上は・・・。 ・なつめの娘であるはまひろを訪ねて手伝う、なつめとの別れのみの場面かと思いきやまひろと仲良くなりそう、そういえば同性の友人っていないなぁと思う、倫子達との集まりは身分違いで一歩引いているし「友人」と言うには違和感。 ・宣孝によるまひろの婿探しの候

連続テレビ小説「ブギウギ」観賞記録(第25週「ズキズキするわ」)

・若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良さん)が登場、彼女が出演する時点できっと史実的に言えば美空ひばりさんも出るであろうと思っていたが、立場的にはその位置なんだけどまさか股野と礼子の一人娘だったとは、これは嬉しい展開。 ・尊敬して自分の歌手への道へのキッカケとなった人物のその娘がスズ子を尊敬してそしてライバルとなるのは分かりやすいのだけれど個人的に熱い展開なので好き。 ・丸の内テレビのディレクターで登場したのは沼袋勉(中村倫也さん)でネットを調べる限り和田勉さんがモデルのようだ

大河ドラマ「光る君へ」第11話「まどう心」

・花山天皇が退位した事により職を解かれた為時、まぁ今まで近しい人物だからというのもあるし兼家の間者を断った経緯もありこの流れは当たり前というか仕方がない面もあるが兼家と為時の人としての違いが出た結果かなとも思う。 ・為時に官職を与えるように兼家に頼むまひろ、倫子の忠告もあったが結果は当然厳しいものに、地位で言えば良く会ってくれたなと思う。「目の黒い内は無い」とまで断言され為時らしい冷徹さもあると思うが容易に裏切りを許すような甘い人間でもないのでここは納得。 ・宣孝に婿を取

連続テレビ小説「ブギウギ」観賞記録(第24週「ものごっついええ子や」)

・スズ子とりつ子のラインダンスは勿論良かったんだけど二人の関係性がもう親友なのが微笑ましいというか、りつ子の毒舌にスズ子のツッコミ、それだけで周囲も分かっているというか良い関係性になったなぁと思った。 ・それとスズ子とりつ子の歌の差が面白く、スズ子は「ブギ」でりつ子は「ブルース」ともに特徴がしっかりあってスズ子は聴く人と一緒に盛り上がってりつ子はじっくりと聴かせる違いが非常に面白い。 ・スズ子としては愛子に対して何でもしてやりたいというのが全て裏目に。愛子としては早めの反

大河ドラマ「光る君へ」第10話「月夜の陰謀」

・花山天皇の出家を企てる兼家だけど裏で手を引いているのは晴明、兼家は勿論だけど晴明の腹積もりも気になる。だけど道綱はしくじりそうなんだけど(笑)頼りないしな・・・。道長は直秀を失った直後で心境はどうなんだろうか気になるが今のところは兼家に従うようだ。 ・為時は妾の家にずっと行っていて戻らない、まひろが知らないのはちょっとだけ違和感、流石にどんな人かは知っていると思ったけれど。ちやはを無くした直後から不仲だったから余計に興味がなかったのかもしれないが為時の不器用だけど優しい、

連続テレビ小説「ブギウギ」観賞記録(第23週「マミーのマミーや」)

・アメリカ行きを善一から勧められるが愛子は連れていけない為、迷うスズ子。母親として、歌手として迷う姿に麻里と大野の存在は大きい、ただ行けと言わずにどちらを選んでも後悔するという麻里、ちゃんと愛子にスズ子自身が話す事を伝える大野、やはりスズ子は周囲に恵まれているな。 ・スズ子がアメリカに行く日、やはり愛子は泣きじゃくってスズ子から離れない、こんな時に愛助がいればなぁと思ってしまった。スズ子には麻里や大野がいるけれど愛子にはスズ子「だけ」なんだなぁと思う。だけど愛子が成長して母

大河ドラマ「光る君へ」第9話「遠くの国」

・直秀が盗賊と気付いていた道長、煽るような事を言う直秀としては自分との関係を周囲の貴族たちに気付かれないように、後に道長に悪影響を与えないようにと敢えて言っているように思えた。 ・直秀たちが捕まった事によってまひろも仲間と間違えられ捕まってしまうが道長の口添えのため事なきを得る、お金で解決したわけだが道長は貴族だからそういう事も出来て通用するのが容易に想像できる。 ・内裏で行われる政治闘争もいわばそういう事も含まれているのだろうし、道長がまひろに対して信用できるのは彼女だ