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お客さん目線が近道だったりするねって話

飲食店開業に必要なタスクって以外に少ないからはじめるのは簡単だと思う。必要なのは行政手続きだったり、物件探しであったり、あとは内装のデザインだったり、あとは備品を何にするかが、必要だと思います。

これって工程をみると物件探したり、内装デザイン会社探したり、備品関係をどのようなものしたり、開業する人の拘りの部分が時間がかかると言い換えることができると思います。

物件も細かく見ると人口や世帯数、最寄りの駅の乗降車数、1階なのかそうでないのか、近隣施設、細かく分析をすればするほどドツボにはまりやすいです。

デザイン会社選びも失敗したくないから、業者をたくさん探して相見積取って、どこがいいのかなど打ち合わせして決めます。そこから工程を組んで進めて行きます。

確かに、こだわりを求めれば比較対象もたくさんでてきて、本当にそれでいいのかといったこともどんどん出てきます。(答えはないのに・・)

準備段階でやっていることは本当にお客さんが求めているものなのか考える必要があります。自分のエゴをお客さんに押し付けているのではないでしょうか。お客さんは、この壁紙だからこのお店を選んだとか、このテーブル、グラスだからお店を選んだとはならないと思います。

そうではなくて、このお店のこのレモンサワーがおしいくて来た、この人が好きだから来たとか、この雰囲気が落ち着くから来たとかだと思います。そこから逆算して考えれば今やること、やらないことが簡単に見えてきます。

レモンサワーが美味しいから来ただとしたら、レモンサワーを最高においしく飲んでもらうには、国産で農薬を使っていないレモンを使ってみようとか、温度は人肌くらいが一番おいしく飲めるなとか、グラスを薄くした方が美味しく飲めるとか、そういったお客さんがレモンサワーを最高に美味しくのんでもらうためにはどうすればいいのかを考えたりするのが、お客さん目線です。

落ち着いたお店だから来た人へは、落ち着いてリラックスしてお酒を飲んでもらうためには、静かな音楽をかけた方がリラックスしてもらえるなとか、お店を少し暗くしてみようとか、空気をキレイにするのに空気清浄機を買ってみようとか、そういったお客さんが少しでも喜んでもらえるよなことを実験していくことがお客さんのためであり、お店の常連になってもらえることだと思います。

どこに注力するかは、経営者次第なところはあるけども何かに特化して他社と差別化していくのは大事だし、そのマーケットにどんな属性がいて、どんなニーズがあるのかはリサーチが必要なので、リソースをどこに割くかは自分たちで決められるところ。それ以外は、自分たちがコントロールできない場所であるので、資金が潤沢にあってトレンドを作れるなら別だけど、世間の大部分はそうではないので、自分たちがコントロールできる部分に関しては、しっかりとしたプランを考えていくのは必要なこと。

それが外れたとしても結局、データとして残るし別の方法を試せばいいのでそれはそれで失敗ではなく、リサーチのうち。

お客さん目線でどこまでニーズや欲望を満たせてあげるか、このお店好きな店だなと思って通ってもらえるかを考えてお店を作ることは、大事だなと最近実感する。

ご視聴どうもありがとうございました。

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