居抜き物件を借りようとするとおそらく６０万、７０万くらいで借りられると思います。しかし、直近まで営業していたからと言って、消防検査、保健所の検査が通るとは限りません。

それは、なぜかというと

以前のお店が検査後にリフォームしてしまっていて、自治体に届けをだしていないとかそういったことがあります。そうなると居抜きで借りたとしてもそのまま大丈夫であろうと検査に臨んでも不備で弾かれてしまいます。僕が借りた物件がまさにそうでした。

問題なのが、物件契約をしてから各検査の手順になるので、物件契約してから検査でNGが出ても、あとには引けないから無駄な出費が膨らんでしまいます。

なので、物件を契約する前から機器は動くか？動かないのであれば修理費用はどのくらいかかるか見積りをして下さい。ネットで概算くらいはでるので概算でも確認をしておくことをおすすめします。

また、借りる前から保健所検査項目、消防検査項目を入念にチェックして、自分が検査員だと思うくらいの状態で、物件をチェックしたほうが良いです。家を賃貸するのとは、全く違いますので注意して下さい。

食品関係営業許可申請の手引は、入念に確認しておくと良いです。確認しておけば、必要な機器関係、材料がわかるので修理、補修が必要そうなものがある程度わかります。​https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/eigyounavi/panphlet/

消防検査に関しては、結構専門的な知識や複雑になっているので、まずは自分達がどのくらいの客席で、ビルの何階でお店をやるのかも必要になってくるので物件を見るときには、消防の知識も入れて望んだ方がよいです。それによって、恐らく修正費用など変わってきます。

２点を抑えた上で物件を契約をしたほうが良いと思います。ちなみに不動産屋が出している「重飲食店可」とかそういったのは基本的は、やってもいいけど出来るかは自分たちで調べてねってていう程度なので、注意してください。

他にも食品衛生責任者を一人置くとかもありますが、１日講習に行けば取れるので、大したことではないです。

物件を契約するのに、あとはマーケティング観点からの話は、僕が実際に中小規模駅の西荻窪という立地で試してみて、どんな結果や課題が生まれているかを書きたいと思いますので、また読んで頂けると嬉しいです。

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