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「上を向いて歩こう」坂本九さんと私の交差点

皆さんは、思い出の曲がありますか?

今日は、ずっと昔の話をさせていただきます。

私は、この時期になると、無意識にある曲のメロディが私の心に浮かび上がります。

高校野球でも使われるとても元気が出る曲。

それは、坂本九さんの「上を向いて歩こう」。

この曲の背後には、私の記憶の中で深く刻まれた一つの出来事があります。

昔、役員秘書として働いていたころ、私の仕事の一つは、役員の移動の手配でした。

役員は関西出身で、お盆休みに実家に帰省する予定でした。

関西へは、飛行機か新幹線の選択があり、私は時間の節約を考え、飛行機の手配を進めようとしていました。

それは、いつも使っている日本航空。

ところが、役員は「電車で大丈夫」というので、新幹線のグリーン車のチケットを手配しました。

その夜、私も長野の実家に帰ることに。

こちらは飛行機がないので、電車です。

実家につくと、テレビのニュースで日航機墜落事故の報道があり、私は震えました。

多くの犠牲者の中、あの坂本九さんもいました。

私が提案した飛行機。役員が選んだ電車。

運命の選択は一瞬の間に、そして思わぬ形で私たちの前に立ちはだかることがあります。

今、私はその曲を聞くたび、あの日の出来事を思い出します。

しかし、それと同時に、生きることの大切さ、そして日常の選択の重さを感じます。

私たちは未来を知ることはできませんが、その一歩を踏み出す勇気と、何があっても「上を向いて歩こう」という心の強さを持つことが大切だと、坂本九さんの声は私に教えてくれます。

あなたは、運命のように感じる出来事はありますか?

今日もお聴きくださり有難うございました。

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