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将棋レッスン14

嬉野流対策の続きから。

この出だしには居飛車を選ぶ

参考棋譜。前回と同じ棋譜です

▲6八銀 △3四歩 ▲5六歩 △8四歩 ▲5七銀 △8五歩
▲7八金 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛
▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △7二銀 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △8三銀 ▲2八飛 △2三歩 ▲4六銀 △7四銀
▲4五銀 △7五銀 ▲3四銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 銀
▲2三銀成 △同 金 ▲同飛成 △8七銀成 ▲同 金 △同飛成
▲7九銀 △5七銀 ▲2二龍 △6八金 ▲同 銀 △同銀成
▲4八玉 △2二銀

前回まで(レッスン13)の局面

銀の殴り合い

▲34銀△86歩

お互いわが道をゆく

▲86同歩△同銀▲23銀成

一見、先に銀を成った先手が良さそうだが
2つの懸念がある

△23同金▲同飛成△87銀成

互いの銀に注目してほしい
それが一つ目の懸念材料

守りの銀が前線に出た先手。
「本来▲79銀は守り駒。それが攻め駒になっている」
一方の後手は

攻めの銀が攻めるべくして攻めている

これは「同じ銀」でも全く「違う銀」と言える。

元来
「攻めの銀と守りの銀の交換は守備側が不利」の格言があるくらい
これは重要な価値観です。

▲87同金△同飛成▲79銀。

角を守る為には
打たざるをえない銀だ

57の空き地点

しかし△57銀が急所の一手。先に攻めていた先手。2つ目の懸念点だ。

嬉野流戦法の性質上しょうがない空間

▲22竜。反撃に出るが…

△22同銀は▲24角で
王手銀取り

次の一手は?

竜を取る前に王手する。

決め手だ

▲同銀△同銀成

不成(ナラズ)の方が良かったが
大勢に影響なし

▲48玉。
代えて▲68同王だと△88竜が王手です。

△22銀で最終図。

落ち着いて竜を取り返して後手勝ち

この一直線の変化を自信に指せば
後手を持って胸を張った将棋が展開出来そうです。

以上です。ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
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