USBの上下確認に人類が費やした時間~microUSBをこの世から撲滅したい~

microUSBとは2010年代ぐらいのAndroidスマホやモバイルバッテリーを充電していた端子です。
こんな形の端子です↓

microUSBの形状


非常に小さく、薄型に作りたいスマホやタブレットには最適な形状です。

これを撲滅したいと考えるのは上下があるからです。
今でこそUSB type-Cという規格も普及し、上限を確認せずに充電できるようになっています。
このUSB type-Cは2014年に仕様が最終策定されており、切り替わりの早いガジェット系の機器では2023年現在、ほぼ全ての機器がUSB type-Cを採用しています。
策定から普及まで間、コネクタ生産量がまだまだ低いUSB type-CはmicroUSBに比べてコスト高だったのは想像できます。
ですが、十分に普及したと言えるのに、なぜか未だにmicroUSBを採用し続ける機器があります。

我が家に残された最後のmicroUSB機器。
それは息子が使っているスマイルゼミのタブレットです。
2022年に契約しているのにmicroUSBだと判った時は愕然としました。

いきなりですが、左利きの人は右利きの人に比べて寿命が9年短いと言われているのをご存知でしょうか?
本当は学術的根拠はないのですが、
①車などが右利き優遇で作られているので事故率が高い
②駅の改札などが右利き用に作られているのでストレスを抱えやすい
などの理由からこんな都市伝説が生じたそうです。

スマイルゼミのタブレットを充電するときにも上下確認しないといけないのでストレスです。
もしかしたら充電する度に寿命が少しずつ縮まっている可能性もあります。
てか、なんでUSBを規格する団体(USB-IF)は上下を作るのか・・・
USBの上下確認に人類が費やした時間を考える。

世界人口の約四分の一の20億人がUSB機器を使っているとして、
そのうちの1%の人が1日1回上下確認をしているとします。
上下確認にかかる時間は1秒とします。
そうすると2千万秒/日が上下確認にかかっている工数です。
5555時間/日です。
世界からこれだけの時間がUSB-IFによって無駄に消失させられているのです。

(本当は下記の現象があるので1秒/回なんて生易しいものではないので、1万時間/日がかかっていると思っています)

USBを挿そう
→あれ?逆だった・・・
→あれ?逆にしたのに挿さらない・・・
→最初の向きにしたら挿さった・・・

世の中には多くの陰謀論なんてものがありますが、
このUSB-IFによる人類からの時間の搾取は事実として起きているのです。
これだけの時間がもっと他の有意義なことに使われていたら、
例えば医療技術はもっと発展していたかもしれません。
例えば農作物の生産量がもっと多くなっていたかもしれません。
しかし、事実、時間は奪われました。
人類の歩みの足を引っ張ったわけです。
これにより得をしたのは・・・地球の外から地球を狙う・・・

地球を守るためにもスマイルゼミを提供しているジャストシステムさん、
タブレットをUSB type-Cのものにアップグレードを早急にお願いします。


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