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文章を書くような人間じゃないって思ったから
書こうと思う。
劇的なことのない。
拙い、あってもなくてもいい、だから。
今日も思考までいかない文字。


トウモロコシって美味しい。
小学生とかの頃は
給食で出されるような、ある程度の長さに切られてゴロンと置いてかれたみたいなトウモロコシをあんまり好きじゃなかった。
なんだか貪るって言葉が似合うような、食べ方になってしまうことも。
食べた後の芯もいつでもなんだかすっきりとはいかないことも。
歯に詰まってくるのも。
何より一気に口に頬張れないので、あんまり好きじゃなかった。
私は食べ物が口いっぱい!が好きなんだよ。

いつの夏からか丸ごとのトウモロコシを母が定期的に手に入れるようになって、
いつからか、わたしの正しいトウモロコシの食べ方を身につけた。

トウモロコシはおいしい。

まず縦一列、手でちまちまとつまんで食べる。
食べ初めはたぶん、ああそういう感じ?豪快にいかないの?という目を向けられるでしょう。
でも急がない、耐えてください。
これをすれば後は口いっぱいに弾けるトウモロコシを手に入れられるから。
そのなくなった一列を「倒し場」として、前歯でそちら側に実を倒す。
そうすると根本から、ぽっくりと取れる。3、4個一気に倒して、リスやハムスターよろしく口に溜める。
あとは好きな時に噛んで、弾けさせて!
ああおいしい。

包丁でこそいでしまうと、どうしても根本が取れないから、弾ける勢いが薄まるし、あの根本に甘さが眠っている気がしてもったいない。
包丁より私が綺麗に食べますから。

この夏にはあと何本食べるかな。

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https://youtu.be/p7Cu6soXqNo

読んでいただきありがとうございます。