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2022年渋谷へ引っ越しを経ての考察

昨年の9月に地元でもある東京都東大和市に引っ越しました。
ある程度遠隔でも(とはいえ東京都)仕事が可能なのか?
ファミリーという小さな組織でどのようなメリットがあるのか?
という部分にフォーカスしながら半年間という限定で行った引っ越しでした。
この度半年の経過とともに再度都心に引っ越しを行なったので
なぜその選択をしたのか?という部分をポイントに考察を進めていければと思います。

理由①…仕事のしやすさ

新しく引っ越した場所はまたも渋谷区です。
神山町というエリアで代々木公園がすぐ近くにあります。
僕の仕事は映像制作になりますが現在は事務所を撤退させ
機材のみを渋谷区神南にあるトランクルームにおいている状態。
あとは芝公園にある業務提携を結んでいる会社のスタジオがあるので
東京タワーの麓まで撮影の度に行くことも少なくありません。

今回引っ越しの1番の決め手となったのは物理的距離でした。
もちろん会議やミーティングはオンラインで9割以上行えるので
その部分では場所は関係ないのですが、
仕事の性質上、現場に出ることも少なくなかったのが現状でした。
というのも僕が元々カメラマン出身ということもあり
現場が営業の場でもあり次の仕事の打ち合わせの場になることが多いからです。
特に社長という立場的にも対面であって現場を進めていく方が
次に次にと話が進む案件が生まれやすい
現実がありました。

さらに東京とはいえ東大和市はかなり交通の便が悪い方でした。
高速道路に乗るまで30分はかかります。
車をリースで借りてはいましたが渋滞のことも考えると
かなり移動時間を取られてしまうこと、
車の移動中は電車と違いスマホもいじれないので事務仕事ができないこと、
「ならば電車で移動!」とは言え満員電車で集中して仕事ができづらい環境。

このような物理的な距離や時間が少しずつ会社の成長スピードを遅くしてしまうのが大きな要因の一つでした。

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理由②…自然が大切

これは引っ越す理由というわけではなく
東大和市に住んでいてとても重要な要素だったのが
自然と身近でいることでした。
・都心へのアクセスもよく
・大きな公園もあり
・仕事のしやすさも感じる場所
引っ越しの候補として大きな公園の近くという条件は
家族的にも皆賛成要因でした。
井の頭公園、駒沢公園、新宿御苑、代々木公園、
色々と候補地がありましたがなぜ今回渋谷になったかというと
自然プラスでバスケットコートのすぐ近くの物件があったからでもあります。
僕は昔プロバスケット選手を夢見るほどバスケに夢中で
今もなお時間がある時は仲間とバスケをやったりもします。
日常的な運動にバスケットをとりいれたかったこともありました。
さらに代々木公園のバスケコートは15年以上前から通い詰めている思い出のコート。
ここで家族で自然を堪能しながらシューティングをしたりすることが
僕の中で最高にハッピーな過ごし方だという結論に至りました。

今では週に三日は朝6時半〜7時半ほど
簡単なトレーニングとシューティングを習慣化して
朝からとても気持ち良く充実した時間を過ごしています。

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理由③…渋谷が好き

これは完全な主観です。
僕の青春は渋谷でした。
渋谷から様々なカルチャーが生まれてきては影響されまくってましたし
そこの価値観が今現在も生きています。
もっと言えば渋谷の宇田川町、神山町、道玄坂あたり。
機材を置くトランクルームも青春をすごした代々木公園の入り口。
その辺りのストリート感が残る場所が大好きでした。
単純に住んでいてモチベーションが上がりやすかったです。

今も僕の尊敬している経営者たちは渋谷でカルチャーを作り続けています。
サイバーエージェントの藤田晋さんやトランクホテルの野尻佳孝さん、
ディー・エヌ・エー南場智子さん、
さらに自分の関わりあるベンチャー企業の方々もいまだに渋谷区を拠点に置いている方も少なくありません。

渋谷という町自体はコロナと共に衰退している声も多数上がっていますが、
自分の周りの経営者たちは必死に新しい時代を築こうとしています。
自分もとても小さな会社ですが、
そのようなヴァイブスの上で「世の中に役立つコンテンツを作る」
実行していきたいと思ったところがありました。

理由④…未来を感じるために

これは③の渋谷という町という理由と似ていますが。。。
オンライン上で情報の享受は誰でもしやすくなったことは最高です。
しかしオンラインのみでは
「出来上がったり、予想したり、流通したりしてから」の声がほとんどで、
生配信やズームなどが流通しているとはしても実際
まだまだ生感は足りていないと感じています。
この生感というのは肌感でもあり現場の空気感でもあるのですが、、、
やはり人間同士という部分で
リアルに会う時ほどインスピレーションが湧きますし、
未来の創造につながるアイデアが生まれやすい現実があります。
そしてそれは①の仕事のしやすさにもつながりますし、
新しい事業をやっていく上では欠かせない要素です。
僕がより身軽に手荷物一つで飛び回れるタイプでしたら
「どこに住んでも変わらない」と豪語できたかもしれませんが、
3歳と0歳の子供がいる父親という目線ですと
仕事が終わったあとは育児や家事の手伝いもあります。
家政婦さんを雇ったりという余裕もありません。
自分の与えられた時間内で最大のパフォーマンスを発揮することに
意識を集中することがポイントな中で
都心に引っ越すという選択は必然的な流れでもありました。

この先どんどんメタバース化が進んでいった時
もしかしたらバーチャル空間でほとんど解決できる課題も多いかもしれません。
しかしまだこのあたらしいweb3.0世界が途中経過な現在では
むしろ都心でその新しい世界にいち早く接したり
新しい世界を作っている人たちと関わりを直に持ったり
そんな生感の上でどんどん吸収していく
ということに適した場所を探すのがベストと判断しました。

映像制作とはいえ、このマーケットはいずれ一般大衆と
大企業に飲み込まれ飽和状態になります。
自分の会社4thclueでは少しでもweb3.0の世界に触れながら
自分たちと関わりをもてる企業を大切にし、どんどんスケールアップをしていく。
テンションとスピードとハッタリをもとに未来を作っていくことが使命です。

ということで渋谷に再度引っ越した理由でした。

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