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Bruno! From Blue Giant Supreme

※この投稿はBlue Giant Supremeのネタバレを含みます。


いつも行く宿には自由に読める漫画コーナーがあり、そこで始めてBlue Giantを手に取りました。
作者が「岳」の人だからしょうがないとはいえ、ラストが辛くて。
映画ではハッピーエンドになっていたけど、それも何か違う気がしていて。

そんなこんなで好きだけど読み直すことはなかったBlue Giant
たまたまBlue Giant Supremeを数話読んでみて、一気に引き込まれて大人買いしました。

まず舞台のヨーロッパがグサグサ刺してきます。私はイギリス文化が凄く好きで短期留学し、縁あってフランスにも合計6回足を運び、ドイツとオーストリアは学会ついでにバックパックしたことがあります。
なので絵から伝わるあのヨーロッパの空気感、建物の感じ、天井の高さ、水辺の風景、街並みに鷲掴みにされました。郷愁にも近いような想い。何よりユースホステルがリアル。あんな感じで初対面で声かけられたり、ご飯食べたりした!大と一緒に昔の追体験をしている感じです。

でも、Supremeは何よりメンバーが良い、、ハンナもラファも大好きですし、なんならクリスも結構な推しですが、なんといっても最推しはブルーノです!

もう登場の性格ひねてるとこから、誰よりもアツい優しいジェントルマンになる成長ぷりがたまらなく良き。
特に最後の子供のシーン!
あの喧騒の中で子供の声に気づく繊細さ、
子供を大のところまで連れてきてあげる優しさ、
過去の自分と重ねて涙する姿、、良すぎる、、

ハンナの親との確執や過去に縛られるところ、マイノリティであることへの怒り、仲間への尊敬と悔しさや、
ラファの大人なのに、実はアツいところとか、とにかくメンバーがとても良く、
支援の手を差し伸べる他の人達も暖かくて、
最初は冷たいヨーロッパの空気が段々あたたかく感じ、最後は熱気を持つ、本当にsupremeな物語です。

Explorerも好きだけど、やっぱりSupremeが好き。時々読み返して涙したい大切なストーリーです。

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