日常的にそうだと思うのだけど、たしかにいつもより一段か二段か高いレベルでそうだった気はする。
毎回、過ぎてしまえばそのハードさを忘れてしまうし、大変だ大変だと言いながらもそれが楽しかったりするから、結局のところこの仕事が向いているのだろうし、好きなんだろう。

ということで、クライアント様が開催中のイベントに行けたのがちょうどそのご褒美になるようなタイミングだった。

以前に書かせてもらった記事のライターさんと一緒に行く約束をしていたので、それはそれは楽しみにしていた。

平日にのんびり一緒にランチして、そのあとこちらのカフェでものんびりさせていただいたので、ご褒美すぎたのは言うまでもない。
そういえば今回は服も被らなかったし、待ち合わせ場所にお互い早く着きすぎて思わぬところでバッタリ会ってすんなりと合流した。
そして前回同様、聞き上手な彼女にたくさん話を聞いてもらう回になってしまい、あとから「あ～～～あれ聞けばよかった！」となるまでがセットだった。

中2女子にも言われたことがあるのだけど、私の友人および私を相手にしてくれる人はみんな大人でしっかり者だ。
もっと抜けてていいのに。私のように。
私と中2女子は私をひとつひとつ疑うことで日々の暮らしを保っている。それもどうなんだ。

話は戻って、こちらのカフェでは、お席はあの、よろしいのでしょうか、と思いながらも二課の変態さんを選ばせていただき、真正面から変態に見られながらのティータイムとなった。
できることならネーミングがツボを突いてくれていた『どことなくセクシーなお肉盛り合わせ』が食べたかったのだけど、さっきお肉を食べたところなんだ……ということで、シンさんのデザートプレートと、津軽さんのウサコーヒーをチョイス。
どちらもかわいいしおいしいし、目の前には微笑む変態である。

こちらの変態さんについては数々の番外編シナリオを書かせていただいたけれど、お付き合いも随分と長くなって、まさかこうして執事となった彼に会える未来があるとは思わなかった。
ありがとう、ありがとう。
ほかの執事の皆さんもひと通り拝み、私の100恋カフェ初体験は楽しく幕を閉じたのであった。