「梅切らぬバカ」という映画を観ました

自閉症の人とは一時期一緒に居た時期があったのでまぁ、塚地さんは上手いなあと思いました。山下清の役も良かったけど…
あそこでは、もっとパニックになるんじゃないかなと思う部分も映画にはありました。
あと、障がい者グループホームの近隣住民が「とても迷惑だ」とか、「うるさい」とか「子供の安全のために出て行け」
という反対運動をしていましたが、
こういう事はありますよね…
そしてそれを解決出来ないで映画は終わるんだけど……
解決出来ないのが、まさにリアル
で、
この映画を観て下さい
というのが監督の解決策なんだと思いますが
ひとりひとりどう思うかは分かりませんですね…
特に子供を持つ親はこの映画を観てどう思うか?
しかし実は希望も入っています…
観てみないと分からないです。


*ネタバレなんですが
最初の方でグループホーム入居者のひとりが
子供の声に反応して、子供に…みたいな問題があったのですよ。
なので、グループホームは近隣住民に責められていました。その人達に対して施設は説明会をしていたのですが。

そしてとうとう近隣住民がグループホームの前で
「グループホームの人(入居者)はこんな事をした!」「迷惑!」「子供の安全のために出てけ!」「私たちは普通に暮らしたい!」
のような幟を立てて
シュプレヒコールみたいな、演説みたいな事をしていたので

グループホームの中の人達が
のきなみ精神が高揚して、パニック発作が起こり地獄みたいになるところが……リアルだったし、市民運動?をする人は考えて欲しいと思いました。

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