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ハロウィンと、ケルト人(先住民族)

ハロウィンって何故西欧でやるのかなと、思っていた。ハロウィンのアイティムは、黒猫、魔女、幽霊、パンプキンのランタン(やはり、ランタンとしては不気味な表情)等すべてキリスト教的に言えば反キリストのアイティムばかりである。

数日前キリスト教的にはハロウィンをどう思っているか調べてみた。
やはり思った通り、キリスト教としては推進している祭りでは無かった。

🎃自然発生的な?どこで?誰が?

実際にはケルト民族の風習であった。
10月31日、新年の前の日にお盆のように霊達が現れる。
それに対するおまじないの要素も兼ねたお祭りであった。
お化けの格好。それは霊達に対抗する手段である。
あとは、時期的に収穫祭も兼ねている。

しだいに、仮装パーティー、大騒ぎをする日になったが、どうやら敬虔なクリスチャン達の間では禁じていたりもするし、日本やキリスト教色が薄い地域程バカ騒ぎをしているようである。
勿論元々のケルト民族は、しっかりとしたハロウィンを迎える事であろう。

⛪wiki 等で調べたにすぎないが
民衆がするお祭りに対して何とかしようとしたキリスト教。
急遽万聖節が法律のように作られ、そのための前祝いなら、構わないという後付けを作ったらしい。
しかし、ハロウィンは悪魔的な格好をしてクリスマスのように当たりまえのように祝っている。万聖節にふさわしいかどうか?という疑問が残るコスプレでね(子供達がお菓子を貰えるというのは、キリスト教的に施しをするという慈善の雰囲気に一致する)

🎃差別=魔女狩り

世界では、迫害される民族が存在している。
ヨーロッパですぐ浮かぶのはユダヤ人であった。
彼らの故郷は何千年も前に奪われ流浪の民になった。
各地に散らばっても仕方が無いだろう。

あと、ジプシーも差別を受けている。エジプト人なのか、インド人なのか、兎に角欧州白人とは違う肌を持つとされ居住地も定まっていない。彼らに対しては今でも差別視があるように思える。
黒人の方々も同じように肩身が狭かったという歴史を最近知った(ナチス時代のドイツでの黒人に対する仕打ちはアメリカと同じようなものであった。ドイツ人の女性と何かあっただけで死刑だとか)

そして最近ハロウィンとともに気付いた事。
ケルト民族は、ローマ時代から差別され酷いめにあわされていた。
そして、キリスト教が一般化するとともに……
ケルト人の文化、それはキリスト教的に見れば[悪]の要素が余りにつまっている。呪術的な文化。妖精がいると言うケルト人に対して彼らは徹底的に排除をしようとしたのだ。
魔女狩り。
ツボでよくわかんねぇ薬草を煮ているみたい←魔女だ!(キリスト教)
黒猫を可愛がる←魔女だろう?(同)
呪術師がいる←絶対魔女だっ!!(同)
そして、ケルト民族の風習は否定され、陰で静かに伝承され続けていた……

🎃現在、勝ち残ったのは……

ケルト民族の音楽をずっと聴いていた。
ふと、気がついた。
「ああ、ゲーム音楽に伝承されたな。
魔法?ああ、映画やゲームに伝承されたな。
ファンタジーも…小説や漫画、アニメやゲームに当たり前のようにあるよね。………あれっ?!」

ケルト民族の祈りがかなったのか
地球の、あらゆるところで!ケルト民族の伝承が生きている!!

魔女狩りで亡くなったケルト人達よ!!
(冤罪で殺された人間も多い)

あなた方の美しい歴史は残ったのだ!!
良かった!
HAPPY Halloween!!
そう、私は思いました。

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