４０歳近くまで彼女ができなかった僕が、彼女ができるに至った思考回路を今回は書いてみます。

　僕は彼女ができないことが不幸だと思っていた。無理もないだろう、彼女いない歴２０年なら、まだ仲間が沢山いる、でも３０年なら？　４０年なら？　段々しんどくなってくる、まあ当たり前だろう。いつしか自分は不幸だと思うようになった。まあこれも自然の流れと言えばそうだね。

　ところがあるとき考えを変えた。今の彼女に出会った後のことだ。彼女と進展する前の話で、どうせ今回も駄目だろうと思っていたときのこと。ふとこう考えた。僕は不幸だと思っているが、本当に不幸だったらどこかで自ら命を絶って死んでいたかもしれない、彼女いない歴４０年近くでも、普通に生きているのだから、まあそこそこ楽しんだ生き方をしたのだろう、少なくとも不幸ではないよね。

　そしてこう考えた。今この瞬間事故か何かで死んでしまったとする。僕は幸せな一生だったんだろうか。答えはＹＥＳ　なぜって、本当に素晴らしい女性に出会えたからだ。他の幸せが全くなかったとしても、この出会いだけで自分の人生は幸せに包まれたな、と。でもできることなら彼女と付き合うことでもっと幸せになりたいな、と。

　こう考えたことが彼女と付き合う上で直接プラスになったかどうかは分からない、でも少なくとも僕は彼女と出会っただけで幸せだと実感できたし、運良く付き合うことができ、更に幸せになれたわけだ。

　人生というのはある意味積み重ねなのかもしれないけど、好きな人と出会ったことで、それまでの人生の記憶を失っても幸せになれることもあるのではないだろうか。それなら過去のことは全てリセットして今日や明日から人生をスタートできることもあるのかもしれない。

これを読んでいる皆さんには、是非素敵な恋愛をして幸せになって欲しいと思います。好きな相手と出会えただけでも幸せなんだ。

そして最後に一つ、諦めることはいつでもできる、でも諦めたくなければいつまでも諦めなくても良いんだ。諦めなければ付き合える可能性は僅かでも残るけど、諦めたらそこで終わりなんだ。諦めない気力も大切です。