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パピーとの暮らし 6週目

パピーウォーカーをスタートして、6週目を終えました。
暑い毎日ですが、クーラーの効いた室内で過ごしているのでパピーと兄ラブは元気です。お散歩は涼しい朝の5時台に終わらせています。

ウッドデッキに大型のシェードを張ってみました。

シェードの下で。暑さ体験も勉強のうち。

暑すぎて外を歩かせることはできませんが、これで昼間もお外で遊べるようになりました。
あまり長時間はいられませんが、気分転換にはなるでしょう。

※パピーウォーカーとは
ほじょ犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)候補生の子犬を、訓練に入れる体格(1歳あたり)になるまで預かり育てるボランティア活動

週間ダイジェストをお届けします。
先週の様子はこちら↓ です。

パピーウォーカー関連の記事をまとめたマガジンはこちらです。

主なイベント

  1. パピー集会

  2. シャンプー

  3. マットトレーニング

まずは何といってもパピー集会です。
協会に集まって、トレーニング方法などを学びます。

うちのパピーは兄妹3頭が同期なのですが、この3頭とそれぞれのパピーウォーカー3家族が一同に会する、ドキドキワクワクの一大イベントです。

前回の委託式(パピーお迎え)から1か月ぶりの再会で、パピーたちも興奮気味でしたが、会ってすぐにじゃれあうのではなく、まずは静かに待つ訓練が入ります。

いくつかのトレーニングを学び、最後にフリータイムがありました。3か月齢のパピーのエネルギー炸裂っぷりは静止画ではとらえきれません。

速すぎて静止画は無理

コロコロした子犬たちが無邪気に暴れている姿は可愛い以外の何物でもありませんでした(笑)。

体のこと

◆体格

すくすくと育っています。
が、他の兄妹たちよりも少し細身でした。
与えているフードの量は同じですが、トレーナーさん曰く、うちのパピーは運動量が多いのかもしれないとのことです。

兄ラブとのバウバウバトルも毎日していますし、兄ラブ同様1階を自由に動き回って過ごしている時間が多いのもあるかもしれません。

◆食事

一回あたり、83g に増量。
毎回完食しています。

兄ラブは「盲導犬候補生」かつ純血ラブラドールなので、あまり大きくしすぎないように(太らせないも含む)」とフードの量も指示されていました。

今のパピーは「介助犬候補生」かつ「ラブラドール×ゴールデン」のミックスなので、兄ラブの時とはまた違う方針のようです(協会も違うし)。

介助犬は車いすを引っ張って小さな段差を乗り越えるお手伝いをするなどの力仕事もありますから、体格はある程度しっかりしている方がいいのかもしれません。

マットトレーニング

パピー集会で学んだ新たなトレーニングです。
足元にマットを敷き、その上にパピーが「静かに」「ダウン(伏せ)して待機」できるようにするのが目的です。

パピーがマットの上でアゴをつけてリラックスするのが理想的な姿です。

他のトレーニングのように人の手からご褒美(フード)を与えるのではなく、パピーに気付かれないようにマットにフードを落としていきます。
「棚からぼたもち方式」と教えていただきましたが、これにより「マットにダウンしているとオイシイものが湧いてくる」と覚えてくれたようです。

家でやると兄ラブもセットでついてきます

うちのパピーはマットの上でダウンはするものの、常に「いつフードが湧くか?」とキョロキョロしています。理想とはちょっと違うような・・・

「ダウン!」というと、まず兄ラブがお手本を見せるかのようにダウンします。それにつられてパピーもダウンする・・・という光景がよく見られます。

兄ラブにはトレーニングをしているつもりはないのですが、自主トレ?自主的に参加?してくるので、つい兄ラブにもご褒美をあげてしまいます。

そのせいか、最近やや太り気味の兄ラブです。
いかんいかん。

パピーの様子

相変わらず兄ラブに絡んでいます。
しつこい。

人が大好きで、いつの間にか私の足元で寝ていることが多いです。
うっかり踏んでしまうといけないので、ソファーから立ち上がる時は、足元を確認するようになりました。

そして玄関から靴やスリッパを運び出すようになりました。
パピー急便は可愛いのですが、これは早々にやめさせないといけません。

いわゆる「やんちゃ盛り」といったところでしょうか。

使えるワンポイント

鼻タッチ

おうち時間を活用してできるトレーニングです。
名前を呼び、手のひらにお鼻でタッチさせます。
ご褒美としてフードを1粒与えると、あっという間に覚えてくれました。

この「鼻タッチ」は遊び感覚で覚えさせることができますが、かなり実用的なコマンドです。パピーが室内で見当たらない時も名前を呼ぶと自分からツタタタターッ!と走ってきてお鼻をツン!としてくれます。これが超かわいいし便利。

少しだけ開いていた収納庫の扉から中に入っていたり、玄関で靴を物色していたりと意外な場所で悪さをしていたりするものですが、こちらが躍起になって探し出さなくても自分から出頭してくれるのはとても助かります。

お散歩中に近寄らせたくない場所がある時や、他の犬や鳥などに興奮しそうな時など、人が思う方向に「鼻タッチ」を使って誘導できます。

パピー集会で「足場の悪いところでも歩けるようになるトレーニング」があった時も、鼻タッチを活用して何とかクリアできました。

これは家庭のペット犬さんたちにも有用かなと思います。

今週の一枚

数多ある写真の中で、今週を象徴するショットをあえて一枚選ぶとしたら・・・

鼻タッチで頑張ったスノコの上歩き

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