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終わりのはじまり

新年あけましておめでとうございます。
人生56回目となるお正月を迎えました。
今年も明るく、楽しく、面白く生きていきます。

 人はいろんな理由をつけて節目をつくり何かと目標を立てたりするのですが、その最大の節目が元旦でしょう。今年は昭和99年だそうです。
昭和コンプライアンス世代にとって生きづらい世の中ですが令和・平成世代からは自分が若かりしころの明治生まれの世代とおんなじような感じでみられているんだろうなと思います。

 昨年は社会人大学院生になりました。
今は1年生後期の課題をしています。順調にゆけば4月から修士課程2年目を迎えます。今年は欲張らずに3つの目標を立てます。

 1)大学院での創作において、自分自身に徹底した作品をつくる
 2)建築設計の仕事において、他者の介在した作品のケリをつける
 3)鉄馬生活において、北か南を目指してロングツーリングに出かける

まあ、毎年同じような目標です。

 でも今年は、大学院での「学び」がより創造的でアグレッシブな結果を産みそうな予感がして、とてもわくわくとした気持ちになっています。


目標に対して具体的にみていくと
 「いつもパイオニアでいたい」
という思いがあります。

 この「いつもパイオニアでいたい」というのは手塚治虫のことばです。ぼくが小学生の一生懸命漫画を描いていた頃に出逢った言葉です。座右の銘ではありませんが〝僕自身もそうありたい〟とつねに思っています。

 漫画家になる夢から絵を描くこと、映像をつくること、空間を設計することへと関心が移り、大学では環境デザインを学んで建築設計の道に入りました。
 僕が学び求めてきた建築設計は総合芸術的なアートの性格が色濃いです。令和の今は「建築」自身が大きな経済プロジェクトのピースのひとつとなっていて、個のアート力というよりは、より総合的なインパクトのための一部になっていると感じています。
ゆえに建築家の関わるプロジェクトや建築よりも、匿名性の高いアノニマスなプロジェクトや建築に強く惹かれます。
 今、僕が関わっている建築設計の領域は、デザインという要素があまり重要視されない経済効率優先の分野なのですが、その重要性はなんとなく皆が必要としています。
 そのような中で建築設計においてはそろそろ自分に対して〝ケリ〟をつけたいなと思います。その結果については来年の今頃に書けるかな。


今年、もっとも夢中になりそうなのはやはり大学院での学びです。

 大学院では小説を書いています。自分の頭の中の妄想を文字という創造表現で創作していくことがこんなにも楽しいとは。。。
 生業である仕事として関わる建築設計の創造表現に慣れた心身にとって久しぶりの新鮮さと興奮を与えてくれました。なによりも自分一人で完結する世界が面白い。・・・堪能したいと思います。

最後に鉄馬生活。
今年は大型バイク(900cc)と原付バイク(125cc)と2台体制になったこと。
生活の拠点が愛知県名古屋になったことで、新しいツーリングエリアを開拓していこうと考えています。昨年は結構できなかった北海道方面か九州方面へのロングツーリングも再開です。


2024年、今年もよろしくお願いします。


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