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平沢との遭遇~出会い編

ごきげんよう、馬餅です。

今回からは、前回の自己紹介で話した、

平沢進

という人物について語っていきたいと思います。
語っていくとは言っても、実際私が平沢氏と出会ってからはまだ四ヶ月程しか経っていないので、ユッタリと見てもらえると嬉しいです。

今 敏監督との出会い

まず、平沢氏に出会うキッカケとなった、今 敏監督について話させて頂きます。

平沢氏と出会う前、私は今 敏監督の作品を巡っておりました。(以下今監督)
(今 敏氏についてはコチラ)

私が初めて今監督の作品を見た、憶えている一番古い記憶は3~4歳の頃です。

とても幼い頃の記憶力なので、所々しか憶えていないのですが、どういう場面だったかだけはハッキリと思い出すことができます。

その作品は、『パプリカ』でした。

確か、母は「この演出不気味だね」という様な事を言っていたような気がするのですが、その頃の私は微塵も不気味とは感じずに、「とても綺麗で賑やかだ。」と思っていました。

その後は何年も今監督の作品は見ることがなく、パプリカの事も忘れていました。

しかし四ヶ月程前、そう、平沢氏に出会う少し前に再び今監督の作品に出会う事ができました。

今度は、『妄想代理人』という作品です。

まず最初に、オープニングに圧倒されました。
爽快な曲と共に、登場人物達がとても普通の環境とは言えない場所で笑っている映像が流れているのです。
文面だけ見ても、少々不気味な感じがしますが、私は幼い頃と同じく、「何これ不気味だ」というよりも、「美しいな」という感情が自然と心の底から溢れ出してきました。
その後はストーリーを楽しみ、最終話を見た後、とても良い作品と出会えたなぁ~なんて思ってました。

そうして私は今監督について興味を持ち、他の作品を調べました。
勿論その時に『パプリカ』も見つけたのですが、「えっ!これも監督の作品なの!?」
と、一気に幼い頃の記憶を思い出しました。

まず、始めに某有名本屋さんで『パプリカ』を借り、早速見てみました。

一度見たことがあるとは言えど、やはり幼い頃の記憶。内容を全て憶えている訳では無かったので、終始新鮮な感覚でした。
この作品を見て持った感想は、「兎に角素晴らしい!」...です。
ヌルヌルと動くアニメーションと、現実のドロドロとした部分も"綺麗に"表しているストーリー、美しい色彩と、不思議な表現方法、この全てに感動しました。

その後も、もっと今監督について知りたい!と思い調べていくと、悲しいことを知りました。

なんと、私が初めて今監督の作品に出会う1~2年前にこの世から旅立たれていたというのです。

私は、とても残念に思いました。
そして、『夢見る機械』という作品が完成する前に行ってしまったという事で、更に残念な気持ちになり、反対に、もっと今監督の作品を見たい!という気持ちにもなりました。

そして『パプリカ』のテーマ曲である、「白虎野の娘」にも興味を持ちました。

ようやく平沢と遭遇します。

最初は白虎野の娘やparade、夢の島思念公園等の今監督の作品に使われている曲だけ聴いていました。

聴いている内に、段々平沢氏にも興味が湧いてきまて、試しにYouTubeで投稿されている物の中の、
「UNDOをどうぞ」を聴いてみました。

それはもう......とてつもなくビックリしました。
だって、いきなりお爺さんが話している所から始まり、そのまま話し続けて曲が終わったんですから。

でも、その話の内容について考えていると、更に平沢氏に興味が湧き、他の曲も聴いてみる事にしました。

その2曲目が、「ハルディン・ホテル」です。

....この曲で私は平沢氏に惚れました。
最初は陽気な音楽が流れていて、「あっ、この曲は普通に歌っているんだな」と油断していました。

その時です。

平沢氏「トルヒーヨのハルディ~ン...」
私「!!??」

いきなりイケボ?で話し掛けてくるではありませんか。
唐突の不意打ちで見事に三ツ矢サイダーを鼻から吹き出しそうになりましたよ。
それと同時に、「何だこの人!?」と思いました。

こうして、私は平沢氏と遭遇したのでした。

次回も続くのでお楽しみに!

それでは、またこんど!