10月16日【ジャニーズ事務所】が廃業した。
これは日本の芸能界でも政財界でも話題になったと思う。
半世紀以上、芸能の道をけん引し、男性アイドルという今や
世界どの国にもいるであろう当たり前の存在の礎を築いたのは
紛れもなくこの事務所、そして犯罪者である前々社長であろう。

この数ヶ月、前々社長がおこしたことに対していろんな人が
いろんなこと言い、いろんな見解を示し、いろんな要求をした。
私から見ていちばんの被害者は前々社長のおこしたことに対しての
被害者もそうであるが、この騒動に対しては今現在、
所属している人たちだと思っている。

彼らから前々社長の話を面白おかしく聞いた人はたくさんいる。
でも世間はそれをグルーミングという言葉を当てはめ嘘つき呼ばわりした。
もしかしたら、彼らは本当に何も知らず、何もされていないということも
あるだろうと思ったりする。
だって、そんなに楽しく話することや事務所の名前をグループ名や
歌の中に入れるなんてそれこそ、フラッシュバックだろうと思うが、
そんな意見など、メディアもメディアで発言する人はおらず。
全て事務所に今いる人たちが悪い、ちゃんとしていないと決めつけ、
この事件に対する責任を全て押し付ける。
それを一度ではなく、何度も何度も繰り返し報道し続け、
犯罪者、故人である前々社長ではなく、今生きている彼らを悪だと
洗脳という形で世間に強く思わせたように思う。
皆さん、人を陥れるの好きだね〜っていうかこの話題でお金や数字稼ぎする人が多いことにビビった。
タレントや役員だけに罪を背負わせるのは見ていて辛かった。

・社名を変える
・役員を変える
・グループ名を変える
・持ち歌を封印する　など

こんなに変わろうと色々と動いているにもかかわらず、まだ足りないと
一部では言われていたり、被害者という方もせっかく事務所が用意した
窓口にはいかず、相変わらずメディアにしゃべる。
何が足りない？なんでメディアに今更話す？理解に苦しむ。
メディアはメディアで完全に番宣活動や歌番組等から彼らを消し、
メディアの責任＋検証というのは結局名ばかりで、
自分たちは悪くない＝前々社長や今の事務所の対応の悪さを指摘する番組と
報道になっている。

私は四半世紀以上、あの事務所を見てきて「噂程度では知っていた」という
噂の"う"くらいだった。そういう話を聞いたのは噂好きの友から
一度だけだった。
一部の世間からはファンはカルトだとかそういうことに目をつぶる奴らだと
言われているが、所属している人と同じで私もほぼ聞いてこなかったのが
現状だし、人を応援して何が悪い!!とさえ思うが、こういう奴（私）みたいなのがヤバいとかめんどくさいんだろうな💦
でも、本当にそういうことがあり有罪になった＝悪いことをしたという
事実はちゃんと受けて入れている。
むしろ世間よりもファンの方がちゃんと対処してほしいとさえ思っている。一部のファンの間では、被害者からできた会の方たちや以前裁判で有罪に
なった件の裏側をしっかり検証、確認、疑問を呈している方たちもいるが
メディアはそういう声は拾わない。
拾ってしまうと事務所が悪いという主張が崩れてしまうからだろう。

私はあの事務所に対してとても感謝している。
家でひとり留守番している時
学校で酷いいじめにあっていた時
進学は「経済的余裕がないから諦めてくれ」と親に泣きつかれた時
大好きな祖母ががん告知をされた時
祖母がいなくなった時
大好きな母の介護をして孤独を感じている時
母がいなくなった時
思い出すだけで本当に救われたし、それは今現在も変わらない。
彼らを通じて知り合った友達が四半世紀経った今でも繋がっている。
人生の節目にはたくさんの笑顔と勇気をもらった。
何度も言うが…
【彼らのエンターテイメントを目の前で見たことあります？】
とあれこれ言う人たちに問いたい。
一度でも舞台やコンサート、音楽フェスなどで見たことある人たちは
ほぼ彼らに対してマイナスなことは言わないしむしろ応援してくれている。
まぁ何をやっても言っても文句言う人は文句言うもんね～。
気に入らないところをわざわざ探したりして…。

たかがアイドル、されどアイドル
いろんな人が彼らで私のように元気をもらってきた。
広告、ラジオ、ドラマ、映画、舞台、歌、バライティなどマルチに
対応できる人材ってそうそういないし、
それを先輩から後輩に…という流れはなかなかないと思うし、
それだけ影響があるから企業も使う。
忖度という言葉があるけれど、忖度は忖度なりの理由があるというのは
社会人として働いている身としては感じることがある。
どの業種、企業だってこの人たちと仕事がしたい!!から率先して使おうと
思うことってあると思うのだ。
また、今、芸能の世界にいる方たち、彼らと仕事をした企業の人たちだって
彼らと共演したから話題になり売れたり、新たな仕事に繋がったり、
仕事の箔がついたりしてもっと仕事が入ってきたりしたと思う。

とにかくこちらとしては悔しかった。
でも、これは必然であると思いたいし、罪は償うのは当たり前。
会社としても身内としても故人である犯罪者の尻ぬぐいは当然だ。
それでも私は希望を持っている。
これを機にある方が言っていた【世界一クリーンな会社】が誕生する
わけで、それを無視して今のように彼らが悪いとそれでも言う人たちは
言わせておけと思っている。

真摯にエンターテイメントに向き合う彼らを私はこれからもまっすぐに
応援したいと思うし、魅せてくれるであろうと期待している。
忖度だけではなく、努力して今の位置にいる人たちだし、
その努力は強い、決して裏切らないと信じている。
伝わる人には伝わるはずだ。