20221126

『ゆる言語学ラジオ』を聞いた。ゆるゆる/ふわふわの、専門性なんて微塵もない(失礼!)トークが展開されるだろうと思いきや、知的興奮と刺激に溢れていた。執筆作業にそれなりのこだわりというか、生き甲斐のようなものを見出している私にとっては、”言葉”というものがとても大きな存在で。専門的に研究するなら、ウィトゲンシュタインやデリダ、ロラン・バルトあたりなんだろうな、と思うくらいには。
少し飛躍していることは否定しないけど、「人間にとって言葉とは何か?」というのも、また関心の核心を成す部分で。そう思うと、言語学もかじらなきゃいけない、という義務感に襲われる。
ピダパン語…ねぇ。面白すぎる。色も、数字も、数も、それら全ての概念を持たないなんて。
言語として成立しているの、なんて問うのは野暮だろう。実際のコミュニケーションで通用しているのなら、ピダパンたちの思考様式にフィットしているし、扱いやすいということなのかな。

追記
未来という概念があるから、人は不安になるのかもしれない、「今は今!楽しんだもん勝ち!」のメンタリティ…。これって、精神衛生を守るにはとっても大切なんじゃないか、ピダパンのことを知ってふと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?