「匂い」は消せない。

格差は、境界線は、はっきりと見えない。
しかしながら、確かに存在する。
どんなに巧妙に演じようとも、欺こうとも。
『仕立ての良いスーツだけど、匂いは消せてない』
豪華な邸宅で。地下で。
ソファの上で。床の上で。
絵で、構図で、
突きつける。
見せつける。
構図で面白がれる…流石!

ラスト付近、飛び散る血がトマトジュースみたいに見えたのは、揚げ足取りか。
裏漉ししたトマトピューレよろしくドロドロしていて欲しかった。
これじゃあ、美味しいパスタは作れそうもないな。

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