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気品あふれる美しさ

大地真央さん主演の舞台『クイーンエリザベス』を観劇してきた。もちろん、長野くんが目的だ。

ひとことで感想をいうなれば、衣装、舞台セット、演者がまとってる雰囲気すべてが高貴で美しい、とても華やかな舞台だった。

V6のファンからはロイヤルと呼び声高い長野くんが、本当にロイヤルな役を演じている姿はとても美しく、登場した瞬間は、あれ?長野くんってこの時代の人だった??となんとも間抜けな感想を抱いてしまうほど、美しさに圧倒された。
私の言葉で長野くん演じるロバート・ダドリーを紹介すると、エリザベスの心を明るく照らす、破天荒な幼馴染みで、性格はお茶目で気障という感じ。
V6にいるときにたまに見る、みんなと一緒に全力でおふざけするときの長野くんに近いキャラクターだった。

高木くん演じるロバート・デヴァルーは、凛とした若き美男子といった感じで、立ち振舞もスマートだし美しかった。
年下という立場を利用し、エリザベス女王に寵愛を受ける姿は可愛らしかったし、若さゆえにしたたかさも持っており、そのギャップが素敵だと感じた。
なにより衣装が素晴らしくて、左肩側のみに、ボレロがついたようなサテンっぽい素材のマントを羽織っており、とても可愛らしかった。

高木くんの衣装だけに限らず、長野くんの衣装もロングコートや腰のベルトなど、長野くんのスタイルの良さを強調するようなデザインのもので、とても似合っていたし、エリザベス女王の衣装も豪華できらびやか、女の子が憧れるドレスで、どのシーンでもとにかく衣装を見ることが楽しかった。

話もそこまで難しいものではなくて、歴史的な知識を持っていなくても置かれている状況は舞台を見ていればわかるといったものだった。

史実とは異なるとのことだったけれど、世界史を学んでいたらきっともっと舞台の背景が理解できて面白かったのだろうなぁと高校、大学と日本史を専攻していた私はやや思ったけれど。

私は、この舞台から、一人の女性である自分と、イングランドの女王として生きる自分との間で揺れ動くエリザベス女王の苦悩と葛藤を描いたお話といった印象を受けた。
エリザベス女王はとても気高く凛々しく美しい女性だったなと感じたし、同じ女性として勇気づけられた気さえする。
作中で、女のくせにという言葉が、女性軽視ではない意味合いを含んで登場するのだけれど、それは、女であるエリザベスが女王に即位した際 反発していた人たちを自分の仕事ぶりで黙らせていった結果であると感じ、とても強い女性だな、と思った。
大地さんは演技がとてもお上手で、作中でエリザベスが年齢を重ねていく様子も、王として人と接するときと親しい人と接するときの声色の違いもうまく表現されていて、感動した。

席もそこまで悪くなく、演者の表情まで読み取れた、良い席だった。
2017年V6コンサート以降、1年以上ぶりの長野くんは、相変わらずとても穏やかで美しいロイヤリティなお顔をしていた。

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