見出し画像

君はヒーロー。

こっしーこと越岡裕貴くん出演舞台『赤と黒 サムライ・魂』を観劇してきた。
こっしーは少女漫画の王子様にも、少年漫画の主人公にもなれるのだと確信して帰ってきた。

私は普段、こっしーを見ているとときめくことが多い。爽やかで優しくて王子様のようだなぁと感じて眺めている。
おそらく、某アイドル雑誌の連載で語っていた、気になっていた女子生徒と授業を抜け出した話や、卒業式で第二ボタンを強請られすぎてブレザーのボタンがなくなったため最終的にはブレザーをあげた話など、高校時代のエピソードがまるで少女漫画のようにしんどいせいだ。
実際は爽やかな笑顔でズバッと毒を吐いたり、天然ボケな一面を持っていたりするのだけれど、そんな一面を知れば知るほど実在する人物なのか疑いたくなるほど、漫画から飛び出してきたような存在なのである。

今回の舞台でこっしーが演じる役も、漫画から飛び出してきたかのような存在だった。
こっしーが演じる浪人、駒之助は向こう見ずで豪快なところはあるけれど、どこか憎めず、とにかく真っ直ぐで熱い男だ。
京本政樹さん演じる市蔵を師匠のように慕い、学びを得ながら自身の価値観や考え方を変え、成長する姿はまるで少年漫画の主人公のように映った。
悪を見過ごせぬ正義感や、人懐っこい笑顔がとてもかわいくて、舞台を見終わる頃にはすっかり駒之助くんに恋をしてしまった。
NARUTOを見てサスケくんのかっこよさに出会ってしまったときの感覚を彷彿とさせられるようなトキメキだった。

とくに殺陣シーンはとてもかっこよかった。
というより、若手の中ではずば抜けてこっしーの殺陣が上手かったと感じた。
身のこなしは軽く、流れはスムーズでテンポがよい。美しさの中に勢いや豪快さはしっかりと存在しており、ジャニーズとしてEndless SHOCKなどで鍛えられた腕だ、と感動した。
あとなにより、舞台上で思いきり身体を動かすこっしーを見ることができてホッとした。第五中足骨骨折が完治して本当に良かった。
今年はSHOCKのこっしーを見ることが叶わなかったため、違う形ではあれ、こっしーの殺陣を見ることができて嬉しかった。
殺陣のシーンではとにかく大活躍だった。
時代劇のため、勧善懲悪なストーリーになっていることも相まって、とにかくこっしーのヒーロー感がすごかった。
手に汗を握りながら殺陣を見届けているうちに、応援したくなるような、争いの結果を見届けたあと、やはり正義は勝つのだと胸が熱くなるような、そんな誰もが共感し、応援したくなるような、超王道ど真ん中のヒーローだった。
久しぶりにヒーローを見てトキメキを感じた。
昼公演であまりのヒーロー具合に感動し、夜公演はほとんどずっと駒之助くんにときめいていた。
トキメキすぎて少年漫画を読んでいるのか少女漫画の世界に飛び込んでしまったのかわけわからなくなるほどときめいた。

終わる頃にはすっかりこっしーに恋をしたとあつ感覚に陥るほど、楽しい時間だった。

#舞台感想 #雑感 #雑記 #日記 #ひとりごと #ジャニオタ #オタク #ジャニーズ #越岡裕貴 #こっしー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?