2年

うみさんを好きになってから2年が経ちました、そして3年目に入ります。

何か今の気持ちを残しておきたいな、とは思ったんだけど打ってるうちに落ち込んできたからやめた。まだ亡霊とうまく折り合いをつけられそうにない、むしろどんどん凶暴になってるんじゃないかな(笑)自分が情けないな〜非常に惨めだ。おたくやっててこんなに惨めな気持ちを味わってるのは最初で最後でありたい。

だからこの2年の自分の変化について今思うことを残すね。

この2年はきっと私の人生の中でも大事な2年だったと受け止めてて。20歳から22歳のタイミングなんだけど、何より社会人になった2年間がまるまるかぶってるから本当に支えられたなあと。感謝しなきゃいけない、本当に。

間違いなく言えるのは私は人生でいちばん短大時代が楽しくて、もう毎日毎日未来の自分が今日に戻りたいって思うだろうなって思いながら眠りについてたような日々で。友達に恵まれて環境に恵まれてて、毎日朝起きて学校に行って笑い転げて帰ってきたら寮の友達と部屋に集まって深夜まで笑い転げて、って日々を送ってた。だから就職したらどう頑張っても今よりつらい日々が待ってるのがわかってたし、まず大学の友達との別れが本当につらくて、なにもがんばれないって思ってて(笑)
そんなときにうみさんを見つけて、目が覚めるたびに絶望してた毎日に圧倒的な光と宝物に出逢って。大学の環境を失っても笑える理由ができたし、頑張れる理由が生まれたし、うみさんがにこーってしてくれるならなんだってできるって思ったし自分のことを初めて好きだと思えた。

それが社会人になる1ヶ月前で、そこから社会人になって地獄のような研修があって〜〜…もうほんっとに鬱になるかと思うようなつらい研修だったんだけどうみさんがいたから頑張れたしここで精神的支柱になってくれたのが私にとってめっちゃ大きかったな〜って思う。しかもここで存在だけで精神的支柱になってくれたのに、実際に会いに行ってからはもう支柱とかじゃなくて私のすべてと言っても過言ではないぐらいになって。あんまり良いことではないんだけど、うみさんがいたから頑張れたしうみさんがいないと頑張れなくて、うーん、全部捨てれるって思った。あんなに人のこと好きになることってもう人生でないと思う。それぐらい好きだったし、社会人なりたてでしんどかった時期に支えてもらった恩がある。

仕事でめっちゃくちゃ嫌なことがあったとき、直近の現場で絶対に私の好きの爆発ポイントを抑えてくるうみさんのこと、魔法使いだって思った。私はこの子に出逢うために生まれてきたんだって思った。

それがだんだん崩れ始めたのが去年の今頃かな、うみさんが変わっていって、そこから脱退退所女ネタと盛りだくさんで私の魔法使いは死んだんだと思った(笑)でも死んだ魔法使いの顔とダンスとこっちよりの感性が好きだった、あと思い出が好きだった。なによりTravisJapanのメンバーと空気感が好きだった。失った好きと同じぐらい新しい好きに出逢って、すぐ崩れたそれに嘆いた。そして知らない亡霊が生まれた。怖

私は一生うみさんを好きでいられる思い出がある。でも、今の姿を調味料にして思い出をちぎってもぐもぐたべていくのは、果たして幸せか?

強い肯定は、それ以外の選択肢を強く否定することと同じ意味がある。

何かを強く好きになると、それ以外に無関心になる。そういうもんだと思う。うみさんを好きになって、うみさん以外の全てがどうでもよくなった。魔法使いが死んでから、余った好きが他のメンバーと箱に注がれた。いまは、好きが余っている。自分の中にある好きをどこかに投げ込みたい。過去じゃないどこかに。

できればうみさんがいいな、って思う。
弟組が大好きだったけどなくなってしまって、それでも変わらずだいすきだったのはそこを自担がすべて埋めてくれたからで、自担が魔法を失ってからもトラジャのおたくでいれたのはメンバーとそこの空気感とTravisJapanの強さが埋めてくれたからで、じゃあ今のすっからかんにはなにが埋まってくるんだろう。
私は、振り出しに戻ってうみさんひとりに全部を埋めてほしいって思う。

失礼な話だけど推しは所詮推しだし自担の代わりにはならないし魔法も使えないよ。最後の自担はたったひとりだし魔法を使えるのもたったひとりだよ。

23歳になるこの年で、社会人になって3年目のこのタイミングで、後輩ができるこのタイミングで、またきっと少しずつ人生のステージが次に向かう機会が来る。たぶんすぐそこに。
現実的に自分の意思とは反して会いに行けなくなったとき、私はなんのために生きて、なんのために頑張ろうって思えるんだろう。3年目はどんな1年になるのか、まったく予想がつかない。予想がつかないからこそ、どんな結末になっても受け入れないといけないな、とも思う。でも、うみさんに魔法をかけてもらっている自分が、1年後に「3年」ってタイトルで文章を残していたらいいな。私は魔法を信じたい。縋るような思いで、自分の気持ちに素直でいる。中村海人って人間の人間性と楽しそうに踊る姿と優しい歌声とふにゃふにゃなしゃべり方とスタイルと、そういった言語化できないところにあるすべてに惚れていて、好きなるほどいちばん知りたい肝心なところが見えなくなるうみんちゅってアイドルが、憎いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?