私の人生は間宮祥太朗に帰結するようにできている。

私は根っからのオタク、かつ、飽き性、熱し易く冷め易いので2年で大体降りる。
ここ数年は野球選手追っかけてたけど、怪我したり調子悪かったりコロナで話せなかったりでそこまで熱中できず、年齢も年齢なので1人に夢中になるとかではなく、広く浅く。ファンサ厨は直らないのでもらえるとこにぬるっと。最近はバンドマンを追い始めた。まじで際限ない大人。

昨年の秋、友達と「推し打順」なるものを考えた。
野球のセオリーに沿って、自分の推し達で打順を組んでみよう!と。

そこで出たのは4番、間宮祥太朗。5番、中村海人。
「え、そこに間宮くん来るんだ!海人くんはわかるけど」
と言われた。ほんとにそう。でも私の人生において、4番に据える人は間宮くんしか居なかった。ちなみに5番も不動。不動の4,5番。

noteで間宮くんの話するのなんて2018年ぶりだし、普段からSNSでそんな騒ぎ立てる感じでもない。私は間宮くんのオタクではないので。
ただ、間宮くんの出てるドラマ、映画、バラエティーはたぶん好きになってからの数年全部録画してチェックしてる。飽き性な私でも、そこはたぶんほぼ欠かしていない。

オタクしようと思えばできるけど、私が消費をするには彼は大きすぎるし、そんなスケールの男ではない、と思っている。オタクをするには失礼にあたる人間。間宮くんは百獣の王のような人で、誰かから「推し」と呼ばれるような人ではない。でも「推し」と呼ばれることを嫌がらない大きさがある。何もかも大きい、人として余裕があり、かっこいい人。あと私自身が別に他者に間宮くんを好きって知られなくてもいいかな、と思っている節もある。オタク隠さないタイプだけど、間宮くんを好きなことはあんまり言わない。私の神様なので。

そもそもオタクをするには、自分と似た価値観だったりを擦り合わせていって本当にこの人を信じていいのか?この人を追っかけていいのか?この人はファンを裏切らないか?と自分に何度も問い合わせながらオタクをするかどうか決めていくのが私のやり方で、それでいくと間宮くんは価値観も生活スタイルも何一つわたしには合わないし、別に見た目も好みかと言われれば好みではない(塩顔マッシュが好き)し、そういうことではない。そういう私の常識を全部取っ払っても好きでいられる人、というか、全信頼を置いている人。きっと間宮くんだけは結婚しても私は彼を好きで居られるし、彼の芯は何も変わらないと思う。
昔の推しのインタビューを数年ぶりに読んだら言ってること全然変わってる!とかよくあるけど、間宮くんはまじで全然変わらない。そういう人。あとファンのことは裏切らない。でも裏切らないってどういう話かってことで、そもそもガチ恋営業するタイプではないし(頼まれたらやってくれるけど)恋愛の話を包み隠さないし、ファンに嘘をつくことはしないし。それを含めてこっちが受け入れられるか、だから、期待させといて!!みたいなのはない。そういうスッキリした冷たさもあるから私は好き。ちゃんと線引きされていて、その上で応援してる人のことは大切にしてくれる。そういう男。

間宮くんが札幌に来てくれるイベントがあったので、写真集を数冊買って応募した。当選して、3年ぶりに会えた。コロナ禍になってからはこういの初めてだったし、私も遠征はなるべく控えていたし、2019年は舞台挨拶メインだったから行かなかったので。(間宮くんの人柄が好きだからもっと人柄を感じられるイベントにしか行きたくない)

当たる分買ったから、何話そうかずっと考えていて、ずっと練習していた。オタクの友達にも相談していたから本番まで緊張せずにフラッとに過ごせたし、間宮くんを目の前にしてもちゃんと喋れて目的も果たせた。本当に良い時間だった。間宮くんの頭の回転の速さが好きだと思っていたけど、ここでも遺憾なく発揮されていて、やっぱ信頼しかないなと。
中身としては、私にぴったりのある物を選んで欲しい、という内容で、自分のことを少し話し、選んでくれた、というやりとりなんだけども。
他の方とのやり取りを見たり、今までの色々を見返してもその物を大々的におすすめしている経歴がなかったので、ちゃんと短時間で私のことを考えて選んでくれたんだな、と思うと本当に嬉しくて、そういうところに貴方への好きが、私の人生が詰まっているんだよ…となった。
今は選んでもらった物を買って毎日眺めている。一緒に生きていく。

話は逸れるが、仕事上、瞬時にこの人は信頼できるかどうかを見極める能力が結構大事で、その判断項目として「目を見て人の話を聞けるか、話せるか」がある。
私は間宮くんの話している人の目を見て話を聞くところが大好きで、今回改めてそれがすごいなと思った。あの目力で目を見られると嘘つけないし、私も目を逸らしたくないタイプなので間宮くんが悩んでいる時以外は一生目を見ていた。ブラックホールみたいで、時空が歪む感覚がした。

終わった直後のツイート

見つめ合うと素直にお喋りできないって桑田佳祐は言うけど私は見つめ合った時にしか素直にお喋りできないです

怖。でもほんとそういうこと、一周回って全部話せる、この瞳に全部曝け出せるし身を委ねられるって思う、そんな宇宙。間宮くんは宇宙規模。

あと他のファンの方に「逆に私に質問ありますか?」って言われた間宮さんは「最近俺が1番良かった瞬間っていつ?」って最高の質問をし、「今!」って言われて、「あー良かった!ベスト更新してくんでよろしく!」って言ってたの最高すぎて天を仰いだ。オタクは懐古厨だからすぐ昔は〜前は〜ってグダグダ言うけど、間宮さんが常にベスト更新していくって言ってるならそれが事実で真実。私もそう思う。

野球選手のオタクをやることで野球のルール、細かい専門用語もほぼ全部わかるようになった。結果的に間宮くん(熱狂的な阪神ファンであり野球部だった青年)の言うことも全部わかるようになったし、バンドマンを追っかけ始めたので今年はフェスデビューの予定!(間宮くんはフェス大好きバンド大好き人間)ちなみに私の推しはギタリストで、高校生の時バンドやっていた間宮くんはギター&ボーカルなので、つまりそういうこと。

私の人生はたぶん、間宮祥太朗に帰結するようにできている。
私はオタクだけど、私の軸はオタクではない人の存在で、それが人生。ヒーローであり、救済者であり、神様です。

#間宮祥太朗

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