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七月某日 O・ヘンリー

隙間時間にちょこちょことO・ヘンリーの短篇集を読み進めている。
ふと気になって新宿の紀伊國屋書店で買い求めたものだ。それまでは名前は聞いたことがあっても、作品を読んだことも手に取ったこともない作家だった。

思った以上に読みやすく、作品自体のテンポも展開も小気味よい。
いわゆる「古典」といわれるような類ではあるものの、全く古びた印象を与えない一冊だ。さながら星新一のショートショートを読んでいるような気にさえなる。

これからじわじわとマイブームになっていく予感がする。

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