そんなわたしを見ていた夫が、提案してくれたのが「とりあえず四月から保育園に預けてみよう。そして2〜3ヶ月様子を見て、何か違うな、と思ったら仕事すぐ辞めて退園すれば良いんだし。このままだと、どんどん辛くなっていくよ」と言ってくれた。

今思えば「家事の負担してくれよ…」と思うけど、当時の夫には、そんなゆとりはなかったんだろうと思う。

夫も必死だったと思う。

わたしの両親からも「３歳までは預けないで家で育てなさい。金銭的なサポートはするから」という提案を受けたんだけど、金銭的な問題ではなく、わたしのキャパの問題だから、と断った。

とても大切なことを、夫婦で決断したことを今でも誇りに思う。

かくして息子は１歳４ヶ月から保育園に通うことになる。

つづく