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運用資産額が2500万円を超えると資産形成のスピードは加速するのか

こんにちは。30代共働き夫婦の55FIREです。

FIREを目指していると気になるのが、資産形成のスピードです。このスピードが加速すればFIREまでの道のりも短くなります。

投資による資産形成では、運用資産額が多いほど資産形成のスピードも加速します。

一般的に運用資産額が1000万円を超えると資産形成の加速が実感できると言われています。

そこで今回は「運用資産額が2500万円を超えると資産形成のスピードは加速するのか」について書いていきます。

最後まで読んでいただければ嬉しいです。それではよろしくお願いします。

以前に「運用資産額が1000万円を超えると資産形成のスピードは加速するのか」についても書いていますのでそちらも参考にしてください。



金持ちが圧倒的に有利なゲーム

以前の記事でも触れたように、投資は金持ちが圧倒的に有利なゲームです。

このあたりは実際に投資をやったことがある人ならば納得すると思います。

例えば、100万円を年利5%で運用した場合、来年には105万円に資産が増加します。つまり、リターンは+5万円です。

仮に1000万円を年利5%で運用した場合はどうなるかというと、翌年には1050万円に資産が増えます。つまり、リターンは+50万円です。

1億円ならリターンは+500万円です。500万円もあれば一年間を生活できそうな金額になりますし、1億円がFIREの目安になるのもここからきています。

つまり、投資のリターン=運用資産額×年利になることから運用資産額もしくは年利を増加させることでリターンを大きくすることができます。

可能であれば運用資産額と年利の両方を上げるのが一番良いのですが、年利○%で運用するというのは基本的にコントロールすることができません。

そうであれば、自分自身でコントロール可能な運用資産額を高めることに集中した方が良いでしょう。

個人投資家が目指すべきは、運用資産額をいかにして高めるか。このことをまずは押さえておきたいものです。



現在の運用資産額は約2500万円

2024年2月現在、株式や投資信託などで運用している総額は約2500万円(含み益を含む)です。

その内訳としては、夫の運用総額が約2000万円、妻の運用総額が約500万円になります。

2022年12月の時点では運用総額が約1500万円(含み益を含む)でした。そこから1年と少しで約1000万円も運用総額が増えています

もちろん最近の株高や円安ドル高が追い風になった部分もありますが、増加した1000万円の半分は収入-支出から回したものになります。

そして運用総額が1500万円であった当時、1500万円の運用総額では「資産形成のスピードが加速しているように感じない」と結論付けていました。

なぜそのような結論に至ったかというと、仮に1500万円を年利5%で運用したとすると、年間で75万円のリターンが得られる一方で、運用を全くやらなかった場合でも1年間で資産が400万円は資産が増加します。

つまり、資産の増加に寄与するのは年間の収入ー支出から発生する余剰資金の割合が高く、リターンの影響はそのうちの約2割しかないためです。

では、2500万円となった現在、どれくらいのリターンがあるかを再度計算してみます。

仮に2500万円を年利5%で運用したとすると、年間で125万円のリターンが得られる一方で、運用を全くやらなかった場合でも1年間で資産が400万円は資産が増加します。

そして運用総額が1500万円から2500万円と約1.7倍になったことからリターンも約1.7倍になっています。

でははっきりと資産形成のスピードが加速したと体感するかというと、以前よりは加速しているように感じるという程度です。

数値では語れず感覚的な話になってしまいますが、もう少しで雪だるま式に資産が増えていくという感覚が出てくるように思います。



資産額の推移に関心を失う

もう一つ心境の変化としては、資産額の推移に関心を失い始めたことがあるかもしれません。

それによって資産形成のスピードを感じにくいといったことも考えられます。

毎日のように資産額を確認していますが、資産額の推移に一喜一憂しなくなりました。

もちろん資産が増えることは喜ばしいことです。しかし、日々の株式相場で評価額は毎日のように変動しますし、自分でコントロールできる部分はほとんどありません。

ましてや現在はインデックス投資がメインです。

個別株投資に取り組んでいた時は、決算を確認して一喜一憂していました。決算で株価が上下するので、売買する際の重要な要素になります。

高配当ETFに取り組んでいた時は、どのETFがリターンが高いか気にしていました。VYMは利回りが低いがトータルリターンは高い、SPYDは利回りが高いがトータルリターンは低いなどの傾向をどのように解釈すべきか考えていました。

そういったことを一切考えずに、機械的に投資できるのがインデックス投資です。

資産額の推移よりも、今月も投資に回すお金があるか証券口座の買付残額が十分にあるかといったことしかほとんど気にしていません。

このような心境の変化ははたして良いことなのかどうか。

今の時点でははっきりわかりませんが、それでも資産額が順調に増えています。

そして雪だるま式に資産が増えていく感覚になるのはいつなのか。

早くそのフェーズに入って気がついたらFIREしていた、そういった日が来るのかじっくりと待ちたいと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
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